高原の夏祭り
北信州、木島平村の夏祭りに行ってきました。姉妹都市の調布市から市役所の侵入職員が研修の一環として夏祭りに大挙して参加することになっていて、この人たちに浴衣を着せるボランティアで友人たちが木島平に向かい、それに便乗しました。着物を着せてあげるというボランティア作業には、もちろん私は参加できません。自分の浴衣だって満足に着られないのですから(笑) 私はこのボランティアグループを輸送する運転手としての参加です。
我が家は家族揃って東京生まれの東京育ちで、しかも都内から多摩地域に流入してきた身分ですから、地域のお祭りコミュニティには混ぜてもらったことがありません。子ども頃は、盆踊りがあるよと言われて、出かけていって「わたあめ」を買ってもらったり、金魚すくいをしてみたり、ということはありましたが、踊りの輪に入ったり、おみこしを担がせてもらった経験がありません。
なので。村中から人々が集まって盛大に盆踊りを繰り広げるというのは、初めて見る風景で、とても楽しかったです。踊りはオリジナリティ溢れるもので、踊れるわけもなく、見ているだけでしたけど。しかも、やぐらから流れてくる歌は、ナマ歌でした! 盆踊りソングはスピーカーから録音されたものが流れてくると思い込んでいたので新鮮(笑) 歌っているのはどこからか招かれたプロなのでしょうか、それとも村ののど自慢? 男性と女性がひとりずついたと思われますが、とても上手な歌い手さんでした。
それぞれの地区から山車も出て、踊りの輪の外側を山車もゆっくり行進しています。いたいた、お祭り男(笑) いつもお米や野菜を送ってもらっている「熱血! 竹内農園」の竹内ブラザーズを発見。いろいろ工夫を凝らした山車を製作していました。締めは花火で。小規模ではありますが、その分だけ近くて、美しい花火を堪能しました。高原にもかかわらず、ここにも猛暑はやってきていて、下界ほどではありませんが暑かった〜。それでも楽しい、貴重な体験をさせてもらいました。
異常なむし暑さ
エスカレータ
そうなのかもしれませんが、やっぱり人々は左側により、右側をすり抜けて歩いている人がいるという風景は何も変わってはいませんでした。これまでは、片側(関東では左側)に寄って、急いでいる人に道を譲るべしというのが暗黙のマナーで、横に並んでおしゃべりをしている人でもいようものなら、後から行く人が「イラッ」とした顔をするというのが、普通でした。「こいつ、エスカレータのマナーも知らんのかいな」と。それが、急に道を空けるなと言われてもねぇ。短いエスカレータなら辛抱もしますが、長いのになると……、やっぱり私も歩いてしまいました(^_^;)
発車ベルが鳴っている中を走りぬけていくのは確かに危険かもしれませんが、そういう人は当然、駆け込み乗車になるわけですし、でも歩くのは許してよ、という感じです。とはいえ、東京の場合、1本乗り遅れても3分とか、5分。長くても10分後ぐらいには次の電車が来るわけなのだから、そんなに急いでどこへ行く……という考え方もできますね。でも、その10分が貴重な時間だったりすることもあるわけで(^_^;) まあ、危ないことは避けるにこしたことはありませんが、すっかり定着してしまっているエスカレータの片側乗車、そうやすやすとは変わらないのではないかと思った次第です(^_^;)
「モンキーピープル」
釋英勝作品は、好きな人と嫌いな人にきっちり分かれる、中間はない、と聞きました。そうかもしれないと思います。ふんだんに飛び散る血や不気味な生物の登場には、カラーだったら私もきっと読めない(笑) でも、好き嫌いをいうなら、この作品の持つ「人間」という存在に向き合う独特の世界観についていけるかどうか、という問題なのではないかと思いました。私は「臭いものにはフタ」派(笑)で、嫌なものからは逃げて、逃げて、逃げまくるというタイプなので、人間の「醜さ」のようなものが真っ向から立ち向かってくるような展開には、戦慄を覚えるほどです。これを受け止めるには、読み手のほうにも胆力がいるということかもしれません。「モンキーピープル」なんて、タイトルは軽そうなのに(^_^;)
コンビニでの販売であれば、24時間、手に取ることができます。でも、夜中に読んだらうなされる?(笑) 「怖い」話が好きな人は、ハマる? 夏になると映画やテレビ番組でもホラー系が大賑わいですから、夏向き、なのかも。内容もさりながら、絵もけっこう怖いです(^_^;)
お守関係
ダンプちゃんとは池袋で会うことが多いのですが、今日は新宿。和食のランチバイキングに行ってみました。新宿あたりのランチのお店は、だいたいランチ1,000円+αぐらいで、和食といえどもオバサンたちには、けっしてモトはとれません(笑) 時間制限なしだったので、ずっと居座れば……。それでも、モトはとれないでしょうね(^_^;) 食べ放題でモトがとれるのは、20歳前後のボーイズだけという話を聞いたことがあります。まあ、そうセコイことを言わずに、いろいろな種類を少しずつ、ゆったりと楽しめればそれでいいとしましょう。テーブルとテーブルの感覚が広く、居心地のいい店でもありました。
結局、愚痴の垂れ流しを聞いてもらったような具合(-_-;) むかし読んだ心理学系の本で、「お守関係」というテーマの本があったことを思い出しました。著者が誰だったかも、内容の詳細も忘却の彼方ですが、ざっくり言うと人と人との関係は「お守する側」と「お守りしてもらう側」があるというような。ひとりの人間がいつも「お守側」とか「お守され側」に固定されるのではなく、それぞれの関係の中でだけ固定されるというような話だったような気がします。そう言われてみれば、私も「お守している」相手もあれば、「お守されている」相手もあるような。ダンプちゃんには完全にお守してもらってるようでありました(笑)