ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2013/08/10  (土) 

高原の夏祭り

北信州、木島平村の夏祭りに行ってきました。姉妹都市の調布市から市役所の侵入職員が研修の一環として夏祭りに大挙して参加することになっていて、この人たちに浴衣を着せるボランティアで友人たちが木島平に向かい、それに便乗しました。着物を着せてあげるというボランティア作業には、もちろん私は参加できません。自分の浴衣だって満足に着られないのですから(笑) 私はこのボランティアグループを輸送する運転手としての参加です。
 
我が家は家族揃って東京生まれの東京育ちで、しかも都内から多摩地域に流入してきた身分ですから、地域のお祭りコミュニティには混ぜてもらったことがありません。子ども頃は、盆踊りがあるよと言われて、出かけていって「わたあめ」を買ってもらったり、金魚すくいをしてみたり、ということはありましたが、踊りの輪に入ったり、おみこしを担がせてもらった経験がありません。
 
なので。村中から人々が集まって盛大に盆踊りを繰り広げるというのは、初めて見る風景で、とても楽しかったです。踊りはオリジナリティ溢れるもので、踊れるわけもなく、見ているだけでしたけど。しかも、やぐらから流れてくる歌は、ナマ歌でした! 盆踊りソングはスピーカーから録音されたものが流れてくると思い込んでいたので新鮮(笑) 歌っているのはどこからか招かれたプロなのでしょうか、それとも村ののど自慢? 男性と女性がひとりずついたと思われますが、とても上手な歌い手さんでした。
 
それぞれの地区から山車も出て、踊りの輪の外側を山車もゆっくり行進しています。いたいた、お祭り男(笑) いつもお米や野菜を送ってもらっている「熱血! 竹内農園」の竹内ブラザーズを発見。いろいろ工夫を凝らした山車を製作していました。締めは花火で。小規模ではありますが、その分だけ近くて、美しい花火を堪能しました。高原にもかかわらず、ここにも猛暑はやってきていて、下界ほどではありませんが暑かった〜。それでも楽しい、貴重な体験をさせてもらいました。
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2013/08/09  (金) 

異常なむし暑さ

大雨被害のニュースが、こんどは北から。その前は南からでした。今年は、友人や知人の住む地域の名前がテレビから聞こえてくることが多く、心配に鳴りました。友人のひとりは、ついにご両親が避難生活になったとか。私の住んでいる辺りは、いまのところ具体的な被害は何もありませんが、なんとなく異常を感じさせるような空気が漂っています。夜になってもそよとも風が吹かず、ただひたすらにむし暑い……。暦の上では秋、もう残暑といわれるのですね。そういわれてみれば、セミの声が聞こえてきたりして、秋も来ないつもりだというわけではなさそうです。しかしながら、この残暑とやら、長く厳しく続きそうですねぇ。
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2013/08/08  (木) 

エスカレータ

東京駅で、中央線の長いエスカレータに乗りました。壁には、歩いてはいけないとか、右に寄って通路を空けてはいけないとか、エスカレータの乗り方に対する注意書きのポスターがずらりと貼られていました。本来は、エスカレータは立ち止まって手すりにつかまるべし、というのが正しい乗り方。片側によって追い越し通路を作ってはいけないというわけです。最近、エスカレータを駆け上がったり、駆け下りたりして、立っている人を巻き込んでの事故が多発しているとか。鉄道各社が、エスカレータの正しい乗り方キャンペーンを始めたという報道は聞いてはいたのですが、実際に見て、「ホントだ」と(笑)
 
そうなのかもしれませんが、やっぱり人々は左側により、右側をすり抜けて歩いている人がいるという風景は何も変わってはいませんでした。これまでは、片側(関東では左側)に寄って、急いでいる人に道を譲るべしというのが暗黙のマナーで、横に並んでおしゃべりをしている人でもいようものなら、後から行く人が「イラッ」とした顔をするというのが、普通でした。「こいつ、エスカレータのマナーも知らんのかいな」と。それが、急に道を空けるなと言われてもねぇ。短いエスカレータなら辛抱もしますが、長いのになると……、やっぱり私も歩いてしまいました(^_^;) 
 
発車ベルが鳴っている中を走りぬけていくのは確かに危険かもしれませんが、そういう人は当然、駆け込み乗車になるわけですし、でも歩くのは許してよ、という感じです。とはいえ、東京の場合、1本乗り遅れても3分とか、5分。長くても10分後ぐらいには次の電車が来るわけなのだから、そんなに急いでどこへ行く……という考え方もできますね。でも、その10分が貴重な時間だったりすることもあるわけで(^_^;) まあ、危ないことは避けるにこしたことはありませんが、すっかり定着してしまっているエスカレータの片側乗車、そうやすやすとは変わらないのではないかと思った次第です(^_^;)
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2013/08/07  (水) 

「モンキーピープル」

釋英勝さんという方が描いた漫画「モンキーピープル」というコミックスを借してもらって、いま読んでいます。あまりコミックスに縁がなかったので、コミックスといえば「軽い」読み物というイメージをもっていましたが、これは重い、です。社会派とでも言えばいいのでしょうか。まだ読み始めたばかりなのですが、新薬開発に血道をあげる製薬会社と若年層の犯罪の凶悪化というテーマが織り成されています。作品自体はかなり前に発表されていたものだそうですが、この復刻版の第1巻がコンビニ限定で今日発売なのだとか。「本といえば本屋だろ〜」とオバサンは思ってしまうのですが、いまはこのコンビニ限定出版というのもかなりあるようですね。そういえば、窓際にならんでいる雑誌やコミックスを立ち読みしている人もよく見かけます。文庫なども並んでいるような。
 
釋英勝作品は、好きな人と嫌いな人にきっちり分かれる、中間はない、と聞きました。そうかもしれないと思います。ふんだんに飛び散る血や不気味な生物の登場には、カラーだったら私もきっと読めない(笑) でも、好き嫌いをいうなら、この作品の持つ「人間」という存在に向き合う独特の世界観についていけるかどうか、という問題なのではないかと思いました。私は「臭いものにはフタ」派(笑)で、嫌なものからは逃げて、逃げて、逃げまくるというタイプなので、人間の「醜さ」のようなものが真っ向から立ち向かってくるような展開には、戦慄を覚えるほどです。これを受け止めるには、読み手のほうにも胆力がいるということかもしれません。「モンキーピープル」なんて、タイトルは軽そうなのに(^_^;)
 
コンビニでの販売であれば、24時間、手に取ることができます。でも、夜中に読んだらうなされる?(笑) 「怖い」話が好きな人は、ハマる? 夏になると映画やテレビ番組でもホラー系が大賑わいですから、夏向き、なのかも。内容もさりながら、絵もけっこう怖いです(^_^;)
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2013/08/06  (火) 

お守関係

かなり久しぶりに幼なじみのダンプちゃんとランチ。6月にプチ女子会をやる予定だったのですが、あっちこっちに不都合が生じて頓挫。3人以上になると、なかなか日程が調整しにくく、そのままになっていました。たった3人で、みんなが秒刻みのスケジュールで動いているほど忙しいわけでもないのに、いざ集合しようとするとタイミングが合わないことがあります。もっとも、それぞれの住まいがバラバラに遠いということもあります。
 
ダンプちゃんとは池袋で会うことが多いのですが、今日は新宿。和食のランチバイキングに行ってみました。新宿あたりのランチのお店は、だいたいランチ1,000円+αぐらいで、和食といえどもオバサンたちには、けっしてモトはとれません(笑) 時間制限なしだったので、ずっと居座れば……。それでも、モトはとれないでしょうね(^_^;) 食べ放題でモトがとれるのは、20歳前後のボーイズだけという話を聞いたことがあります。まあ、そうセコイことを言わずに、いろいろな種類を少しずつ、ゆったりと楽しめればそれでいいとしましょう。テーブルとテーブルの感覚が広く、居心地のいい店でもありました。
 
結局、愚痴の垂れ流しを聞いてもらったような具合(-_-;) むかし読んだ心理学系の本で、「お守関係」というテーマの本があったことを思い出しました。著者が誰だったかも、内容の詳細も忘却の彼方ですが、ざっくり言うと人と人との関係は「お守する側」と「お守りしてもらう側」があるというような。ひとりの人間がいつも「お守側」とか「お守され側」に固定されるのではなく、それぞれの関係の中でだけ固定されるというような話だったような気がします。そう言われてみれば、私も「お守している」相手もあれば、「お守されている」相手もあるような。ダンプちゃんには完全にお守してもらってるようでありました(笑)
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




桃!
花火がご難続きで