梨
宮本引退かぁ〜
引退セレモニーをやってもらえるような選手は、そう多くはないはずですが、今年は宮本以外にもカープの前田とか、記憶に残る選手が次々に引退して行く感じで、セレモニーも多いですね。明日は阪神の檜山だとか。個人的には、いちばん残念なのは前田智徳。愛想がないという意味では、これほど愛想のない選手もいない感じでしたが、何か風格のようなものがありました。贔屓チームではなくても、大っ嫌いなチーム以外は(笑)、いい選手は応援したくなります。
今年のヤクルトスワローズは故障者続出で受難の年でした。私は行きがかり上(^_^;)、ベイスターズファンをやっておりますが、一応、東京もんなので、スワローズも応援しております。むかしは横浜スタジアムに行くより神宮球場に行くことのほうが多かったし。往復にかかる時間が半分ですみますからねぇ(笑) 青木が海を渡り、宮本が辞めてしまったら、「この人のプレーを見たい!」という選手はバレンティンだけ? スター選手も育てなければなりませんねぇ。なんちゃって、「誰もアンタの意見なんか聞いちゃいないよ!」ということまで考えちゃうのが、人々の引退というものなのですよ(笑)
「謝罪の王様」
映画は、思わず声を出して笑ってしまうようなシーンも盛りだくさんで、実におもしろかったです。阿部サダヲは単品でもいるだけで笑いを呼べる俳優だし、クドカンも単品でもヒット作連発の脚本家だし、これがセットになっているわけですから、コメディもパワーアップという感じです。「舞妓haaaan!」(と綴りましたかね?)がおもしろかったので、今回も期待していたわけですが、裏切りませんねぇ。ただ、クドカンのクドさというのもあるので、好き好きはありそうですけど。
いくつかの話が断片的のように見えて、どこかでつながっているとのも、意外性や小さな驚きを与えてくれて、飽きません。しかし、まあ、ここまでやりますかね(笑) 話は外交問題にまで発展しますが、幻のマンダン国の人々が、エンドロールで出演者の名前を見れば全部、日本人。どう見てもアジアのどこかのモンゴロイド系の少数民族にしか見えませんでした(笑) アジア人って、漢人と韓人以外は、すごく似ているんじゃないでしょうか。自国のアイデンティティを示そうと思ったら、民族衣装を着るしかありませんね。「日本人なら、着物を着よう!」って、これは昨日の映画で堤真一が言ってたセリフでした(笑)
つまらない一日
東京国体開会式
国体の開会式のために味の素スタジアムに行ってきました。とりあえず、スポーツ連盟の関係者には動員がかかっていたというわけで、行ったら、知っている顔にいっぱい会ってしまいました。新しく作った眼鏡で変装して行ったのですが、一瞬でばれました(笑) それはそうですよね、だいたい同じような場所に席が取ってあるわけで。式典の前からバトントワリングやら、ダンスやら、書道(なぜスポーツ大会に書道なのか、ちょっと不思議でしたが)やらのアトラクションがあり、それなりに観客を飽きさせない工夫がされていたといいますか。
式典が始まったのは、事前アトラクションが始まってから1時間半後でした。開会式はテレビ中継があったようですね。中継はここらへんからだったのかな。報道関係者もかなり集まっていました。選手入場やら都知事の開会宣言やら。この辺は、私は客席の外に出て、味の素スタジアムの探検をしていました。肝心なところだろうに(笑) 不真面目な観客ですみません。非国民だもんで、天皇だ、国旗だといって、立ったり座ったりさせられるのは面倒で……(-_-;) 最後は席に戻らず、後のほうから覗き見していました。
選手団は、やはり地元といいますか、東京都がいちばん多かったようです。開会式だからといって、選手全員が集まっているわけではないでしょうが。スクリーン2台にいま行われていることの詳細が映ったりはしているのですが、あまり大きいスクリーンではなく、進行中のものが何なのか、なかなかわかりにくく……。私たちがいた場所はバックスタンドだったので、司会の声は聞こえるのですが、何を言っているか、聞き取りにくいという状態でした。まあ、なんでもいいようなものですが(笑)
式典が終わったあとは、マスゲームのようなものが行われました。色とりどりの衣装を着た大勢の人たちが走ったり、踊ったりのパフォーマンスを見せてくれて、お祭りモード。足並みの揃い方は北朝鮮にはかなわないでしょうが(笑)、小さな子どもからおとなまで、演じている人たちも楽しそうで、見ているほうも楽しめました。最後はELTのコンサートと東北のお祭りだったのですが、音響がイマイチで、せっかくのコンサートがまったく騒音状態になりました。これはスピーカーなどのセッティングミスがあったのではないでしょうかねぇ。
それにしても警備がすごい!(笑) 警視庁にお勤めの方って、こんなにいたんだ!と感心するぐらいたくさんの警官が集まり、機動隊のクルマが停まり、さらにスタッフがごちゃっといて、トイレの前にまで見張りが立ってました(笑) 開会式には入場時間制限があり、遅刻したらいれてもらえません。それはまあ、いいとして、帰るのも制限があり、途中で帰りたくなっても出してもらえません。終了後、7時にはゲートが開くはずだったのですが、全然、開けてもらえず、帰りにはゲート前に人がいっぱい溜まってしまいました。ゲートの外は階段だし、一気にゲートを開けたら返って危ないのでは? という感じ。帰りは三々五々、テキトーに帰らしたほうが混乱しないと思いました。電車で帰る人は、駅の混雑も大変なものだったのではないでしょうか。
私は顔見知りに出会った結果、終わってもすぐには帰らず、宴会コース(笑) 飲んだり食べたりしてた時間のほうが長かったようで、何しに行ったの?でした(^_^;)