「清須会議」
やや出遅れた感がありますが、「清須会議」を見てきました。三谷作品は、マニア的な人も多いので、観客動員はかなりの数になると思いますが、見たい人はとっくに見てしまったのでしょう。平日の午前中ということもありますが、ガラガラでした(笑) 少ない観客ながら、クスクスやクスやアハの声は聞こえていましたが、笑いのツボというのは、人それぞれ違うようで、シーンによってタイミングが違うのがおもしろい現象です。どんよりした毎日を送っていることが多いので、笑わせてもらえるだけでありがたいようなものです(^_^;;
豊臣秀吉は、ものすごい「政治家」だなぁと思うのですが、「サル」と呼ばれていたとか、「百姓」の出だとかいうことで、信長や家康に比べてけっこう軽く見られがちな人ではないかと。晩年はいかがなもの?というところもありますが(笑) とりわけ関西方面では人気という意味ではナンバーワンだという話を聞いたこともあります。関東では、お膝元ということもあって家康贔屓かも(^_^;; 「人たらし」という言われ方をしますが、それって、ほめ言葉? 「女たらし」とか「たらしこむ」とかいう表現に私はあまりいいイメージはないのですが。もうちょっと美しい言い方はないでしょうかねぇ?(笑)
主演の大泉洋ちゃんは、そこにいるだけでおもしろいという感じです。不細工ってわけじゃないのに、けっこうおもしろい顔で……、それがあのヘアスタイルに耳ですからねぇ(笑) 姿かたちだけではなく、演技も含めて、すばらしくコメディアンです←なんという、日本語だ(笑) 三谷×大泉はもっと見てみたいという感じ。「清須会議」は、三谷映画の中でも傑作の一つに数えられると思いますが、すでに次回作を期待したい気分です。私もマニアのひとりかもしれないけど、舞台はチケットが取れないことが多いので、もうあきらめてチェックのしなくなってしまいました。映画はチケットが取れないということもなく、価格的にも1/10ぐらいだから、ありがたいです(笑)
枯れ葉
郵便局まで、久しぶりに野川を歩いて見ました。春には桜のピンクで柔らかな印象のある河原は、茶系でシックに装うことになります。都市部(一応)なので、急激に冷えることがないため、鮮やかな紅葉というわけにはいきません。ストレートに、枯れ葉、です。しかしながら、枯れ葉には枯れ葉の風情というものもあります。思わずシャンソン?(笑) 目的もなく散歩するという心の余裕はまったく失っていたのですが、少し歩いてみたいなぁと思わせる日和でした。
犬の話
極端な犬好きの人には、本当に驚かされることがあります。猫もそうかもしれないけど(^_^;; 聞こうとしているわけではないのですが、隣の席で、こちらはひとりなので静かにしているわけですから、聞こえちゃう(笑) 連れの二人が食べ終わり、私が食べ終わっても、まだ食事は半分しか進まず、ずっと犬の病状について話していました。のんびりご飯を食べて45分後ぐらいに私は席を立ちましたが、まだ延々……。別に非難しているわけではないのですが、私にはわからない世界だなぁ〜と妙に印象に残ってしまいました。私の友人にも犬好きは何人かいて、ときに飼い犬の噂話を聞くことはあります。知らない「子」ではないので、それなりおもしろく聞くのだけれど、延々1時間近く、その話ばかりされたら……。そういうタイプの犬好きが友だちじゃなくて、よかった(笑)
また地震
東北の地震の記憶がまだ生々しいうえに、南海トラフとか東南海トラフとか、いつ起きてもおかしくないと言われ続けているので、グラッと来ると、つい腰が浮きます。机の下に隠れるぐらいのことしかできないのだけれど(-_-;; しかも非常持ち出し袋とかまったく用意していない上に、家具も固定していないという無用心ぶりです。それで腰を浮かせたって、何の役にも立たないのにねぇ。むかし、ケセラセラとかいう歌がありましたよね(笑) 今日の地震、大きな被害が出ていないといいのだけれど。
水奉行
さすが日本橋、たくさんのお奉行さまがいらっしゃいます(笑) 日本橋に限らず、最近はなんとなく和風ブームのようにも感じます、少なくとも都市部は。みんなそろって「目指せ、和風総本家」のような(笑) お奉行さまのほとんどは花壇に面していたり、近所だったりする会社の名前が書いてあります。その会社の社員の人たちが、出勤してきたら、まずは花に水をやって、ということなのでしょう。余計な仕事を増やしやがって(笑) これから寒くなる季節を迎えて、水遣りもけっこう苦行かもしれませんね。こういう面倒なことを引き受けてくれる企業や個人のおかげで、東京の景観が保たれているのです。ありがたいことであります(笑) オリンピックまで、がんばれ!(^_^;;