師走!
お隣は選べない
春先に隣家の敷地に無断で脚立を立てたというので怒鳴り飛ばされたらしい植木屋さんは、今回は丁寧に「ちょっと脚立を立てさせてください」とお願いに行き、OKをもらったとのこと。それなのに、刈り取った葉が地面に散らかっているという怒鳴り声が聞こえてきました。あわてて外に出てみると、まだ作業の途中なのに、植木屋さんが隣家の敷地の葉を掃除していました。私も隣家に飛んで行き、ピンポンして「申し訳ございません」と謝った次第です。
すると、前も掃除はしていったが、ブロー(というのは、風で飛ばしてごみを集めることらしいですが)だけで、葉が残っていたから、あとでご自分でつまんで掃除したのだとか。だから、ブローだけじゃだめだと言ったのに、またブローしている!とお怒りなのであります。あとで、私が掃除しますからと言って、いったん引き取り、植木屋さんが昼休みのうちに紙袋を持って、残った葉を回収しました。残ったといっても、拾ってたまった葉はほとんど枯れ葉で紙袋に1センチほど。いま刈り取った青葉はほとんどありません。まあ、枯れ葉ももとはといえばウチのかもしれませんけど……。大声で植木屋さんを怒鳴るほどのことなのでしょうかねぇ。関西人!
「ウチは木はほとんどないけど、お宅は木が多いから」と言われました。だいぶ昔、庭が趣味だったオジジがまだ生きていた頃に、枯れ葉の、毛虫の、と言われ、桜と桐とヒマラヤ杉は切り倒したのではなかったかと思います。残った木も切れと? 最近は庭木は放りっぱなしだし、まあ、切ってもいいようなものですが。ときに引っ越したいと思わされることも多いです。
我が家のほうがここに住んだのは古いので、あとから来る人を選ぶことはできません。家は、戸建てでもマンションでも買うより借りたほうが生涯にかかるお金は安上がりという試算がありますし、いやだと思ったら引っ越せるという利点もありますから、借りるに限ると思います。借りるときは隣家は選べる(笑) 嫌な人が引っ越してきたら、出て行くのは簡単。売買はなかなか大変です。
隣国もねぇ。
イルミネーション
朝晩に寒さを感じるようになると、すぐに世間はクリスマスモードに入ります。個人的にはクリスマスだからといって何があるわけでもなく、クリスチャンでもないので、基本的には見て見ぬふり(笑) ですが、あちこちで見かける光の装飾には思わず足を止めます。きれいですねぇ。今年、最初に出会ったのは、新宿サザンクロスのイルミネーション。これはJR主催ですかね? 毎年、南口が美しく輝きます。話題をさらうような派手さはないものの、そぞろ歩きの目を楽しませてくれるデザインです。
何年か前は、わざわざあちこちのイルミネーションを見に行ったりもしたものですが、最近は気力なし(笑) 一緒に遊んでくれる人もいないので、日が落ちて寒さを感じる時間になると、襟を立ててそそくさと家路を急ぐようになってしまいました。用事があればかろうじて出て行くにしても、気持ち的には引きこもり?(-_-;; 今年も日光に紅葉を見に行こうと思っていたのだけれど、やはり果たせず、こんな生活をしていると老け込みそうですね(笑)
プレミアム・パーティとやら
今日は、横浜スタジアムのシーズンシートを買っている人だけが参加する権利を持っているというベイスターズのプレミアム・パーティというものに行ってきました。昨年から始まったイベントで、今年が第2回目。もちろん、私がシーズンシートを持っているわけではなく、町内会の長老が1シートに対して2人まで参加できるという権利を行使して、招待してくださったものです。昨年も同じパターンだったのですが(^_^;;
昨年は、確か6人の選手が参加したのではなかったかと思いますが、飲食+選手インタビュー+サイン・撮影会のような感じでした。今年は頭角を現し始めた若手を交えて9人の選手が参加し、3人ずつのトークショーと抽選で私物のプレゼントが行われました。その分、サイン・撮影などをする時間が極端に少なく、途中で時間切れ打ち切りなったりして。普段は分別くさい顔をしている大のオトナが嬉々として行列に並んだりするわけですから、この時間が短いというのは不満のもとになりそうです(笑) 3人がトークしている間に他の人はサインに応じるとか、なんとかやりようがあるだろうに……と、あちこちから呟きが聞こえていました。最近、ファンとしての気合はまったく感じられない私はいいとして、色紙をいっぱい買ってやってきた長老たちは、ちょっとさびしそうでした。
開始時間にはポツポツと落ち始めていた雨が、終わって出てきたときには暴風雨。雨のほうはそれほどひどくはありませんでしたが、風が吹き荒れていて、駅までほんの50メートルばかり歩くのに3度も進めなくなり、1度は2歩後退までさせられるほどでした。駅に着いたら、電車は遅延、運休……。やっと乗れた電車が突然、途中の駅で終点になってしまったり。当然、通勤ラッシュに近い混みようでもありました。帰ってくるだけでヘトヘト(笑) そいうえば、去年もこのパーティの日は冷たい雨が激しく降っていて、ヨレヨレで帰ってきた記憶があります。来年もベイスターズは多難かな?(笑)
今日の困った
盲導犬はレストランに入るのももちろんOKで、おしっこもたいがいのところではさせてもよさそう。しかしながら、新宿の街は、どこもぞろぞろ、そろぞろ人が歩いていて、しかも土が見えるところはどこにもありません。盲導犬におしっこをさせるためには、最低でも半径2メートルぐらいの円形のスペースが必要で(オーナーの身体の周囲を回すのが合図)、それだけの人の通らないスペースを確保しなくてはなりません。専用トイレとか、ないしねぇ。どこまで連れていけばいいんだ〜!ということになります。とりあえず、ビルの谷間のスペースを見つけて、歩いている人に丸見えだけど、緊急事態ということでさせちゃったけど(笑)
2020年、パラリンピックも開催されます。外国人観光客の中には、車椅子の人も白杖の人や盲導犬連れの人もいるのではないでしょうか。世界の国々からいらっしゃるお客さまに「お・も・て・な・し」はいろいろと考えられているかと思いますが、盲導犬におしっこをさせるスペースまでは目が届いていないなぁと思いました。別に外国のお客さまのためじゃなくても、我が同胞のためにもです(笑) こういう細かいことは、一緒に行動をしたことにある人じゃないとかわからないことですし、こういう細かいことまでなかなか声も出しにくいし、届かないものですよね。私もきっと、この「困った」は明日になったら忘れちゃう(-_-;; これまでも何度も困っていたはずなのに、毎度、困っているだけだから。だから、どうしていいかもわからないわけでもあります。