ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2013/12/05  (木) 

やっぱり怖い、モンキーピープル

釈英勝作「モンキーピープル」(竹書房)の1巻目を呼んで、異常に怖がった私ですが、懲りずに2巻目と3巻目を見せていただきました。やっぱり怖い……。我がボロ家は、外気との気温差で、ときどきミシッと鳴ったりするので、夜中は絶対に読めません(笑) ですが、怖いもの見たさというのでしょうかねぇ、明るいうちに手に取ることになります。しかしながら、これは天井がミシッというような物理的な怖さではなく、もちろん絵やストーリーも怖いのですが、人間そのものが怖いという感覚にさせられるところが、いちばん怖いのです。そう、幽霊より、妖怪より、原爆より、きっと人間がいちばん怖いのですよ。どう怖いかは、読んでみてくださいという感じ。コンビニで売ってます。
 



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2013/12/03  (火) 

タイガース復活コンサート

先日、寺子屋時代の友だちと3人でプチ女子会をしたときに、マリちゃんから「タイガースの復活コンサートのチケットが余分に手にはいったんだけど行く?」と誘ってもらいました。ダンプちゃんと私は、間髪入れずに「行く!」と立ち上がったのです。そのコンサートが、今日、日本武道館で行われました。阪神じゃありませんよ。60年代を一世風靡したグループサウンズの「ザ・タイガース」です。一気に全盛期を迎え、あっという間に終焉したグループサウンズ。一番ストライクだったのは団塊の世代の方々でしょう。私たちは外角低めに外れている感じなのですが、入場の列に並んだときに後ろから「小学校3年生のときに全盛期で、完全にはまった……」という会話が聞こえてきたので、案外、ストライクゾーンは広かったのかもしれません。それでもすでにオバサン世代ですから、本日、武道館の周りはオバサンの群れに席巻されました(笑)
 
タイガースのメンバーからも「ステージの上もそれなりに、会場もそれなりに、お年を召して……」という声があり、大爆笑。オバサンばかりではなく、ざっと見たところオジサンも5%ぐらいはいたようです。私たちは2階席だったのですが、アリーナは最初の音が聞こえた瞬間から、最後に場内の明かりがつくまで、ずっと立ちっぱなし。2階席でも「君だけに愛を」あたりで半分ぐらい立ち上がり、「シーサイドバウンド」で総立ちになりました。自分より後ろは見えないのですが、前が立ったら、立たないと見えないという事情もあり、たぶん、総立ち(笑) いっきに「あの頃」に戻ったような? といっても、明治チョコレートを死ぬほど食べて、タイガースを見に行ったのは、私はたった1回だけだったのですが。
 
音痴の私が聞いても「あれ?」という音が出てしまったり、トッポの高音に往年の伸びがないなぁというような瑣末なことはありますが、40何年ぶりにステージに立ったバンドとしては、いいステージだったのではないでしょうか。ジュリーの声には、艶っぽさが戻ってきましたね。男の色気って、こういうのをいうんだろうなぁと気がついたのは、実はほんの少し前に全盛期のタイガースのPVを見たときでした。当時はまったく気がつかなかった(笑) それはともかく、楽しい日でした。誘ってくれたマリちゃんに感謝。そして、幼少時どころか10代のときのこともまったく覚えていない若年記憶喪失状態の私が全力で昔のことを思い出そうとしたので、終わってみたら猛烈にお腹がすいた!(^_^;;
 
そして、ジュリーちゃん。もうちょっとダイエットしようか(笑)
 



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2013/12/02  (月) 

流行語大賞

ノミネートされたという流行語でも、聞いたことないものがあるというくらい世情にうとい私でも、今年は「あの4つ」のうちのどれか……と思っていたら、4つ全部が大賞になったとか。これって、大雑把すぎません?(笑) 甲乙つけがたいというところだったのかもしれませんが、「大賞」ってくらいで1を選ぶんじゃないの?という感じです。肩透かし(笑) まあ、年末の遊びの一つですから、目くじらをたてるようなことでもありませんが(^_^;; ここ数日は、テレビの報道バラエティのような番組で、遡った流行語大賞の話題をよくやっていました。「ああ、あった、あった、そういうの」と思ったりしましたが、あっさり忘れてしまっているものも多く、さすが流行語という感じです。流行が終われば、言葉もおしまい。そうは言っても、中には、その言葉でその年の出来事を思い出すものもあり、こういう遊びはけっこうおもしろいかもしれません。「クロコーチ」の「せーかーいっ」というのは、時期が遅れましたね(笑) 
 



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2013/12/01  (日) 

師走!

驚きますねぇ、もう12月です(笑) 毎日、時は刻まれているので、驚くことはないはずですが、やっぱりぎょっとしてしまいます。1年が終わるというのは、特別な感情が湧き上がってくるものです。特別な、というのは、残念であったり、寂しいであったり……。ときかく月日の流れの速さを思い知らされます。また、何もできないうちに1年が終わってしまった、と。来年は心を入れ替えて……と思うわけで、つまりは今月はまだ心を入れ替えないということです(笑) またしてもだらだらした師走をすごすのでしょうか。今年を振り返れば……、何も痕跡が残っていないことに気づきます。
 



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2013/11/30  (土) 

お隣は選べない

庭がジャングル状態になってしまったので、友人の植木屋さんに来てもらい、きれいさっぱり丸坊主にしてもらいました。庭といえるほどえらそうなものではなく、猫の額ほどですが、それでも今年は実のならなかった柿、ひょろひょろの松、白もくれん、梅など数本の「木」があり、葉を茂らせ、散らします。散った落ち葉は隣の家にも侵入(-_-;; その上、隣家との間は、背の低い木ですが生垣になっているので、そちらも刈らなくてはなりません。
 
春先に隣家の敷地に無断で脚立を立てたというので怒鳴り飛ばされたらしい植木屋さんは、今回は丁寧に「ちょっと脚立を立てさせてください」とお願いに行き、OKをもらったとのこと。それなのに、刈り取った葉が地面に散らかっているという怒鳴り声が聞こえてきました。あわてて外に出てみると、まだ作業の途中なのに、植木屋さんが隣家の敷地の葉を掃除していました。私も隣家に飛んで行き、ピンポンして「申し訳ございません」と謝った次第です。
 
すると、前も掃除はしていったが、ブロー(というのは、風で飛ばしてごみを集めることらしいですが)だけで、葉が残っていたから、あとでご自分でつまんで掃除したのだとか。だから、ブローだけじゃだめだと言ったのに、またブローしている!とお怒りなのであります。あとで、私が掃除しますからと言って、いったん引き取り、植木屋さんが昼休みのうちに紙袋を持って、残った葉を回収しました。残ったといっても、拾ってたまった葉はほとんど枯れ葉で紙袋に1センチほど。いま刈り取った青葉はほとんどありません。まあ、枯れ葉ももとはといえばウチのかもしれませんけど……。大声で植木屋さんを怒鳴るほどのことなのでしょうかねぇ。関西人!
 
「ウチは木はほとんどないけど、お宅は木が多いから」と言われました。だいぶ昔、庭が趣味だったオジジがまだ生きていた頃に、枯れ葉の、毛虫の、と言われ、桜と桐とヒマラヤ杉は切り倒したのではなかったかと思います。残った木も切れと? 最近は庭木は放りっぱなしだし、まあ、切ってもいいようなものですが。ときに引っ越したいと思わされることも多いです。
 
我が家のほうがここに住んだのは古いので、あとから来る人を選ぶことはできません。家は、戸建てでもマンションでも買うより借りたほうが生涯にかかるお金は安上がりという試算がありますし、いやだと思ったら引っ越せるという利点もありますから、借りるに限ると思います。借りるときは隣家は選べる(笑) 嫌な人が引っ越してきたら、出て行くのは簡単。売買はなかなか大変です。
 
隣国もねぇ。
 



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