ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2013/12/15  (日) 

和食

和食が世界遺産に登録されたそうですね。私はまったくグルメではないので、料理関連のテレビ番組はあまり見ないし、いくらおいしいと言われても並んでまで食べる気にもなれないので行列のできる店とも無縁です(^_^;; が、たまたまNHKスペシャル「和食」という番組を見てしまいました(笑) どんな内容か予備知識はなかったのですが、グルメレポートではなく、これさえ使えばすべて「和食」ともいえる醤油と味噌を作っているのが、「菌」だという話で、これはおもしろかったです。
 
和食って、発酵食の文化だったんですね。言われてみれば、そうなのですが、あまり考えたことはなかったかも(笑) しかもその「菌」は、大昔、日本人が作ったらしいじゃありませんか。醤油が発明されなかったら、生の魚を食べる文化は育たなかったという気がします。そういう意味では、「菌」を育てた人、ノーベル賞です(笑) とくに和食好きと自覚したことはありませんし、外国にいるときに和食が恋しくて泣きそうという思いをしたこともありませんが、家で料理に醤油を使わない日はありません。出汁もけっこうマメにとってるし(笑)
 
人類の遺産かどうかは知りませんが、醤油が日本人のソウルフードであることは間違いなさそうです。フード、ではないか(笑) ソールソース? ちなみに醤油を使った食べ物で、私がいちばん好きなのは醤油せんべいかも(^_^;; 和食を求めて泣くことはなくても、せんべいを求めて彷徨うことはありそうです(笑) おせんべいと緑茶。物心ついたときからのバアチャン趣味でありました〜。
 



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2013/12/14  (土) 

寒っ

2013年もあと2週間。もうちょっと切迫感を持ってもいいような気もしますが、私自身は「それがどうした?」という感じです(笑) ここ3日間、家から一歩も出ないというゴロゴロぶりなので、気分的にたるんでるのかもしれません。1年ぶりぐらいに私にとってのスキーの神様と電話で話をしたのですが、神様も寄る年波には勝てず、昨年から連続故障中。きちんと癒えないうちに山にでかけてしまうので、故障が長引くのですよね。それでも「滑りたいという焦りがある」と言っていました。そう、まだ情熱があるんだなぁ〜と。私はもう、スキーウエアどこにしまったっけ?状態です。捨ててないだけ、まだヤル気?(笑)
 
今年は雪が早いみたいで、白馬が上から下まで滑走可能になっているとか。雪不足でスキー場がオープンできないなどという年もあるのに、自然相手は本当に予測ができません。そういえばエジプトに雪が降ったとか! つい先日、エジプト人の友人からメールに、雪というものを見たことがないと書かれていて、「冬の間に日本に遊びにおいで」なんて言ったばかりなのに。ほとんどのエジプト人は、初雪体験をしましたね。普通、寒いと言ったって気温ヒトケタぐらいが関の山で、氷点下になるようなことはない地域だから、みんなびっくりしたでしょうねぇ(笑) 砂漠に雪……、ちょっと見てみたい気もします。
 



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2013/12/11  (水) 

「47RONIN」

夕方、映画館の前を通りかかったので、思わず寄り道をしてしまいました。上映時間のタイミングで、「47RONIN」を見ることに。どこかの映画紹介で「忠臣蔵だと思うなよ」と聞いていましたから、そうは思わなかったのですが、結論は「なんじゃ、これ?」です(笑) ファンタジーというよりコミックですかな、日本人から見ると(^_^;; ちょうど「菊と刀」のダイジェスト版なんかを読んでいたところで、西洋人(というか、アメリカ人かな)が、日本人のメンタリティをどういう風に見ているのかを知るにはいいのかも、と思った次第ですが、どちらの作品も違和感満載ですね(笑) 字幕で見ましたが、吹き替えよりこっちのほうがおもしろいかもしれませんよ。
 
衣装や調度は、日本と中国と朝鮮の昔の衣装がごちゃ混ぜになっているようだし、武家と公家と忍者も混ぜこぜ(笑) 「江戸時代の日本のお話」と限定しないで、東洋のどこかの国のファンタジーとでもしてくれたら、もう少し違和感にさいなまれずに見られたのになぁと思います。俳優さんたちは、どういう気分で衣装を着て、演じたのでしょうね(笑) もちろん、史実に忠実に描けなどと言っているわけではなく、物語は物語として楽しむとしても、西洋人が「日本的」あるいは「東洋的」と思っているものって、案外そうじゃないという感じです。
 
先日、アメリカ人の青年に「日本人で世界的に有名な人は誰だと思う?」と聞かれました。北野たけしとか、宮崎駿とか? 俳優では、渡辺謙でしょ。はい、せーか〜い。他には誰だろうと一生懸命なんたら映画祭ノミネート作品なんていうのを考えてしまったのですが、実は真田広之なのだそうです。浅野忠信もかなり知られているらしいです。まあ、彼はハーフですからねぇ。その浅野が吉良役で、吉良が……わっかんなーい(笑) 切腹を武士の有終の美として描きたかったのかもしれないけど、ならば免除するのは侮辱だし、免除されたほうは喜ばない、なぜだ?というところまで踏み込んでほしかったなぁ(笑)
 



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2013/12/10  (火) 

マンデラさん

CNNなどは、朝から晩までマンデラさんの追悼式の話題です。世界中から国のトップが集まっているようです。安倍ちゃんはなんで行かないんだろう? 日本はもともと「単一民族」ということで営業しているから、「人種差別」という問題自体に関心が薄いのかもしれません。そもそもヒエラルキー社会で、どっちを向いても差別がごろごろ転がっているのに。
 
マンデラさんは年に不足はないという年齢ではありましたし、いつかはこういう日が来るというのは致し方がないことではありますが、やはり惜しまれる方ではあります。100年に1人ぐらいの傑物だったのではないでしょうか。だらだらとただ息をしているという私たちとは違いますね。意味なく長生きするよりは、惜しまれるうちに旅立つが花といつも言ってはおりますが、高齢になってもいつまでも惜しまれる人もいるのですね。
 



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2013/12/09  (月) 

冬到来

少しはデブ解消の役に立つかと思って、吉祥寺に行く際にバス停2つ手前で降りて、久しぶりに井の頭公園を突っ切りました。このぐらいじゃデブ解消にはならなかったものの、敷き詰められた枯れ葉に、いよいよ冬の到来かと雰囲気を味わうことができました。今日は、寒かったし。それでもさっさと歩いていると暑くなってくるくらいですから、本格的な寒さはまだ先の話になるのでしょう。さぶぅ〜と首をすくめる頃には、すぐそこまで春が来ているということになり、季節の移ろいのはやさに目が回りそうです(笑)
 
今日の情報カメラによれば、苗場のゲレンデは真っ白になっていました。今年は雪が多いらしいという話も聞きます。たぶん、今年もスキーに行くことはないだろうと思いつつ、なんとなく心がざわざわ(笑) 1回ぐらいは雪を見に行きたいなぁ……。でも、タイヤもないし(-_-;; もう、冬タイヤなしで遠出のできる季節ではありませんね。昔、スポーツカーで突然の雪に見舞われ、高速道路でつるつるした経験を思い出します。夏タイヤでチェーンも使わず雪国へ行っていた時代もありますが、考えてみれば、よくも今日まで無事だったこと!(笑)
 



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秘密保護法
雪?