ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2013/12/27  (金) 

辛い!

なぜか、ソウルに来ておりまする。キムチとキムチ的なものが苦手の私は、よもや自分が韓国に来るとは思いもしませんでした。友人の全盲の盲学校の先生から、韓国の盲学校の先生たちと交流会をやることになり、つきましてはガイドを引き受けtくれまいかという依頼があったのです。旅慣れているからちうのでが、実はそんなになれてませんよ。でも。そんな機会でもなければ韓国に行くこともないかと思い、「いいよ〜」なんて返事をしてしまったのが、ウンのつき? この時期は航空運賃も高いし、しかも教師の集団は度し難いということを忘れていました(笑)
 
学校の先生は、目が見えようと見えまいと、生徒であるときも先生になってからも、たぶん学校という社会しかしらない人が多いので、ある意味世間知らずといいますか、なんといいますか。事前に回ってくる連絡は、これ修学旅行? それともボーイスカウト? というくらい、細かい団体行動の規則で自分たちを縛り上げ、挙句に余興で自己紹介ゲームに、現地の歌を覚えて合唱とか……。うへっ、ついていけないと思い、キャンセルしようと思ったら、全盲の人12人に対し、晴眼(見える人)5人で、しかもそのうち1人は肢体不自由。いまでも1人で2〜3人を案内しなくてはならないのに、私が抜けたら……と思えば、断れませんでした〜(-_-;;
 
いつも気ままな旅をしている私は、金浦空港に着いて、バスを待つ間に、一緒に歩いてた人に「ちょっと外気温を見てくるね」と言って、外に出て、3分後に戻ってくると、もうバスが来ているという連絡があったらしく、リーダーという人に「勝手な行動をしないでください。団体行動を乱さないように。私たちは、あなたを5分も待った」と思い切り叱られました。はい、はい、悪うございました。けど、私にも言いたいことはあるぞ(笑)
 
ホテルに荷物を置いて、現地の教師の方々からのご招待で韓国料理の店へ行きました。豚の焼肉やらチゲ鍋やら、マッコリやら……。どれも辛くて、辛くて。おいしいのかもしれませんが、おいしいにたどり着く前に辛さにKOされます。向かいに座っていた私の担当の先生方も汗だくだくになって、がんばってた食べていましたが……、食べきれた人はいたのでしょうか?(笑) 本格的韓国料理を楽しむには、日本人の舌は、いささかセンシティブかもしれません(-_-;;
 



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2013/12/26  (木) 

「永遠の0」

0は狭義にはゼロ戦の0(たぶん)、広義には”永遠の”がつくだけにさまざまな意味が含まれていそうです。空中戦は血みどろになってのた打ち回るようなシーンがないので生々しさがないぶん、かえって淡々と事実、ストーリーはフィクションであったとしても、描かれていることはやはりある種の事実ですから、それを積み上げていくというのは、声高に反戦を唱えるより響くものがあります。終戦を目前に特攻隊員として散ったひとりの青年を通して、時代の青年たちの雰囲気が伝わってくるという感じです。
 
先日、NHKスペシャルか何かで、特攻隊だった人の証言集のようなものをやっていました。たまたま見ていたのですが、まさにこの映画と同じ世界だったと気づきました。実はうちのジイサンも特攻要員だったのです。で、ちょっとテレビも映画も見てみたりしたわけです。理科系だったので有名な学徒出陣のときは動員で中島飛行機に行って、飛行機を作るほうに回ったらしいです。戦争末期には作るほうから乗るほうの訓練を受けて特攻隊要員にシフトし、前線にもっていかれる1週間ぐらい前に戦争が終わったと。聞いたのはこの話だけで、軍隊時代の話は、堅く口を閉ざしたまま他界しました。
 
知り合いの父上で、8月15日の午後に飛び立つ予定だったという人がいました。毎年、15日の朝は家族が起きないうちに家を出て、家族が寝静まる時間まで帰ってこなかったとか。どこへ行っていたのか、家族は誰も知らないし、聞くこともできなかったと言っていました。映画はひとりの青年を追いますが、特攻隊として死んでいった青年のひとりひとりにさまざまな苦悩があったのだろうということは容易に想像がつきます。そして、敗戦の日に姿を消すという生き残った人の話は、生き残った人たちにもそれぞれの思いがあることを語っています。人にも国にもいろいろな言い分はあるでしょうが、戦争をするのだけはやめてほしいですね。

それにしても安倍ちゃん、挑発的だね(笑) あなたにお参りしてほしいなんて、思っていない「英霊」も多いんじゃないかと思いますけど。 



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2013/12/25  (水) 

女性パイロット

「ミス・パイロット」というテレビドラマを楽しんでいたのですが、ついに終わってしまって残念です(笑) 友情や色恋の話はどうでもよかったのですが、普通は見ることのできないコックピットや操縦シーンが見られるばかりではなく、あんな若い教官がいるか!という批判はさておき、パイロット養成訓練は、一通り航空会社の現場を回るのでいろいろな仕組みが見えてこれもおもしろかったです(^_^;; 「GOOD LUCK」も「ハッピーフライト」も「ミス・パイロット」も全日空が丸ごと見せてくれてくれた感じで、だからANAが好き!(笑) 安全ということにどれだけ配慮しているかが、宣伝という意味もあるのでしょうが、ずいぶん強調されていました。確か、ANAは安全率が世界で3、4位だったのではないでしょうか。それだけの自信もありそうです。第1位はFINNAIR(フィンランド)だったと思います。JALはけっこう下のほうですよ。まあ、御巣鷹山だとか、羽田沖だとか、記憶に残る大事故をやらかしてますからねぇ(^_^;; 私は安全面が不安でJALにはほとんど乗らない……のではなく、あの、鶴がバンザイしているみたいなマークが嫌いなのよ(笑)
 
いま全日空には女性パイロットが25人いるそうです。一度も乗り合わせたことはないような気がしますが……。そんなにしょっちゅう飛行機に乗れるわけでもないし、アナウンスはたいてい機長なので、乗り合わせていても気づかないだけかもしれません。ちなみに、その25人はまだみんな副操縦士なのだとか。こういうドラマを見せてくれることで、女の子も「パイロットになりたい!」という夢をもってもいいんだということがわかります。私が子ども時代には、パイロットは男の仕事という感じで、女性がパイロットになるなどということは夢に見ることもなかったのではないかと。いま、子どもだったらなぁ〜。とはいえ、飛行機が好きでも、あんな難関を突破してパイロットになれる可能性は自信をもってゼロといえるので、同じか?(笑)
 



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2013/12/24  (火) 

北国はホワイトクリスマス

北のほうには寒波が来ているとかで、荒れ模様のようです。ホワイトクリスマス! というのは、毎年、当たり前のことなのでしょうね。ロマンチックどころか、寒いだけということにもなりそうです。関東は典型的な冬型で、快晴。風が冷たく感じられました。日本ではクリスマスは、キリストとは何の関係もなくカップルと子どもたちの日という感じです。オトナになってしまったからには、クリスマスだからといって、特別な行事も何もありません。
 
でも、気は心で、サンタの人形の乗ったケーキを買ってきました。ケーキ屋さんはどこも大混雑。通りかかったときには行列ができていたので、「やーめた」と思ったのですが、用事を済ませて帰るときに奇跡的にお客さんが途切れていたので、つい立ち寄ってしまったのです。私が買っているうちに、もう行列ができました。デッドスポットのような瞬間を捉えることができたようです。
 
木の枝をかたどったチョコレートケーキで、とてもおいしかったです。めったに甘いものは食べないのに、ここのところ続けて食べていて……、太るわけですよ(笑) でも、まあ、お祭りですから、ちょっと遊んでみるのもいいでしょうね。それでも、やっぱり私のところにはサンタクロースは来ませんでした。うち、煙突ないですしねぇ(^_^;;
 



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2013/12/22  (日) 

町内会忘年会

まあ、毎日、毎日、よく遊ぶこと!(笑) 今日は、浜スタネット裏町内会の忘年会でした。場所はいつもの中華街の「慶福楼」。いつも料理の写真を撮ろうと思うのですが、円卓においしそうな料理が並んで、回り始めると、食べるのに夢中でカメラのことなどきれいさっぱり忘れてしまいます(^_^;; 中国料理といっても、地方によって味はずいぶん違います。ここは、広東料理の店で、四川のように辛さもなく、極端な味付けが苦手の私にもおいしくいただくことができます。オーソドックスと言ってもいいかもしれません。
 
毎年、同じような時期に忘年会を実施している感じですが、今年は中華街は比較的すいています。「嫌中?」と思ったら、そうでもないようで、テレビでみなとみらいが特集されたため、多くのお客さんがそちらに流れたということのようです。みなとみらいのイルミネーションが美しいのだとか。そう言われると、私もそっちがよかったか、と思ってしまいますものねぇ(笑) テレビ、恐るべし! 中華街も甘栗の押し付け売りが規制されるようになって、ずいぶん歩きやすくなっていますよ(^_^;;
 
忘年会の話題の中心は、すでにスケジュールの出た来シーズンの遠征をどこにするか。来年は、長老がどうしても福岡に行きたいようで、どうやらホークス戦になりそうです。その前後に「ななつ星」に乗りたいとか。えーっ、100万円必要じゃない! というわけで誰も付き合うとは言いません。「では、現地集合ということで……」(笑) 調べてみたら、さすがに100万まではかからないようですが、客室によって43〜70万円。それでも、誰も付き合えませんよねぇ〜(^_^;; 料金だけではなく、どうやら予約もいっぱいのようです。希望者は申し込みをして、抽選で決められるそうですから、まず、今年上半期の乗車は無理のようですよ、長老!
 



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握り寿司忘年会
ミニおせち