
ごみ収集日
今日は、週に1回のごみ収集日。地域によって多少の違いがあり、ゴミの種類によって収集日が違ったりもしますが、この日は道路にずらっとゴミ容器が並ぶことになります。黄色いふたの容器は、いわゆる資源ごみ。ビンもカンもプラスチックも紙も、一緒くたです。収集したあとにベルトコンベアかなんかで分別していくのかもしれないけど、なんか想像しただけでこわい……(笑) 出すときから細かく分別を要求されることに慣れている日本人としては、正気かよ?という感じですが。オージーにしてみれば、何種類にも分けて、しかもそれぞれ違った日に収集される日本のゴミだしは、それこそ正気かよ?ですかね。もし、いまオージーに日本と同じ分別収集を要求したら、肩をすくめて誰も従わないってなことになりそうです(笑)
赤いふたの容器は普通ゴミ。資源ゴミと生ゴミと植木のゴミ?を除いた全部です。私が留守番している家は、生ゴミは庭に専用のディスポイザーというのか、粉砕機があって、そこの入れて植木の肥料にしているのですが、そういう装置を持たない家は、生ゴミもこの赤いふたかもしれません。そのほかに、植木の枝や下草、芝刈り機で刈った草などは緑のふたの容器に入れて、これは別の収集日。この庭ゴミ専用のゴミ容器と収集日があるのが、オーストラリアらしいといえば、らしいところだとも思われます。シティはともかく、住宅には必ず、前庭と中庭があって、樹木も何本かは植えられているので、庭ゴミも相当量があるのだと思います。いまは冬だし、ここの家はたわわに実っているオレンジやレモンも含めて、放りっぱなしですが(笑)
道路わきに出されたゴミ容器は、ゴミ収集車が順番に回収していきます。これが、また、手荒い感じなんだよなぁ(笑) 専用のリフトでガーッと持ち上げて、トラックの上で逆さにして、内容物をだすと、またガーッともとの場所(に近いところ)に置きます。ふたは閉まればそのまま、開いていてもそのまま。そして、次の家へ。たぶん、ドライバーはひとりで、運転席から降りることはないのだと思います。そう考えると、日本はごみ収集まで繊細だよなぁ〜と思うのであります。そんなに世界中を経巡り歩いているわけではないけれど、日本人って世界で一番、繊細か?とも思えます。この繊細さで、地球規模での環境戦争、食料戦争になったときに、生き残っていけるのか?と心配になりますよ(笑) まあ、地球人が100億人に達して、地球がにっちもさっちもいかなくなるのは2055年ぐらいらしいので、私たちはセーフ(笑) そのときまでには必ず死んでいたいものです(^_^;;

散歩日和
一昨日までは、ビュービューと大風が吹き荒れ、ときおりバケツをひっくり返したような雨が降り、気がつくと薄日がさしていたり、というめまぐるしい天気だったのですが、昨日と今日は打って変わって快晴! 半袖日和になりました。といっても、21℃ぐらいで、私は長袖ですが。上着を着て外に出たら、ちょっと暑いかなという感じで、脱ぎました。ここらの人は、どういう体感温度で暮らしているのか、さっぱりわかりません。この温度で、タンクトップ&短パンという人もいれば、分厚い上着の襟を立てているような人ともすれ違ったりします。オーストラリアは言わずと知れた移民の国なわけですが、それぞれの人の出身地と関係があるのでしょうかね? 暑い国から来た人は、21℃じゃ寒すぎるし、寒い国から来た人は、もう夏でしょ!という感じなのかしら。さしずめ、いま溶けかかっている東京から来た人は、ダウンコートぐらい羽織るかもしれません(笑)
8月のパースといえば、冬ではありますが、ちょっとだけ春の兆しが……というあたりでしょうか。日本であれば、2月の中旬から下旬の見当かもしれません。暖かい日差しに誘われて、家の近所をちょっと散歩してきました。なにせ、こちらに来てから、食生活は肉肉しいし、ほとんど家から出ないでごろごろしているし、すごく太った! のでありますよ。大変! 大変! 1日ぐらい散歩したからといって、減量できるわけでもありませんが、隣近所から聞こえてくる久しぶりの芝刈り機の音にも誘われてしまったというところです。
道端に咲き始めているワイルドフラワーも春の兆しといえば、兆しです。西オーストラリアといえば、まずワイルドフラワーと言われますが、「ワイルド」というのは、よーするに誰かが植えたわけじゃなくて、勝手に生えて、勝手に咲いているというような感じ。えっ、これが花? と思うようなヘンな形や色のものもたくさんありますが、可憐で、かわいらしい花もいっぱいあります。いわゆる「ワイルドだろ〜!」というイメージのものは、ないのではないでしょうか(笑)
並びの家の前庭で見つけた、白とピンクのボトルブラシ。青空に映えて、すごくきれいでした。ボトルブラシという花をはじめて見たときは、へぇ〜、名づけて妙と思いましたが、あちらにもこちらにもあるので(赤がほとんど)、もう、気にもとめなくなりました。でも、白とピンクはいいですね。その先に、黄色と白という組み合わせもありました。そして、どぎつオレンジの花の木には、これまたどぎつくカラフルな鳥が! 鳥、なんでしょうか? 蜜を吸う鳥? ハチドリの仲間? にしては、大きすぎるような。これもオウムみたいな顔しているんだけどなぁ〜。まあ、この辺には見たことのないような鳥はいっぱいいます(^_^;;

オウム


ごめんなさい、寒いです。


冬といっても、日中が15〜16℃、朝晩4〜5℃で、快適です。猛暑で、そろそろ融け始めているというみなさん、ごめんなさーい。

涼しい?
しかたがないので、寒いところに避難することにしました(笑) 明日から、しばらくオーストラリアに行ってきます。パースの友人の家に転がり込むわけで、旅行というより避暑ですね(^_^;; 猛暑からも猫害からもしばし逃れて、日がな一日、本でも読んで暮らそうと思います。トランクの中は、文庫のチャンバラ小説でいっぱい!(笑) 日本語の本は、向こうじゃ買えないから。読み終わった分を置いてくるのが、家賃と滞在費になります(^_^;;