知足の気まぐれトルコ紀行

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トルコ料理の定番といえば｢シシケバブ｣。おしゃれなテラス風の店でこの｢定番｣をいただくことになった。｢ケバブ｣というのは、｢焼いた肉｣という意味で、牛肉でも羊肉でも鶏肉でも、焼いてある肉料理はすべてケバブである。｢シシ｣は串のことで、つまりは串焼きの肉料理。日本でもあちこちで食べることのできるトルコ料理だろう。
 
材料は｢何だかわかりません｣という感じのスープも、ほうれん草を炒めた感じの前菜も、あんまり記憶に残らない味で(笑)、ということは、普通においしかったのだろうと思う。ここでも松の実が入ったプレーンなピラフがつけあわせ。
ケバブは、｢牛肉じゃない？｣「いや、ラムだろう？」と話している声も聞こえるほど、どっちだかわからない。たぶん、羊肉だと思うが、それほど臭みがないということだ。
 
そして、デザートはお約束のライスプディング。甘さ控えめというと、これが定番になるようだ。控えめでもやっぱり甘いのはどこも同じ傾向。「すみません、チャイをください」。

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