風邪ひいたかも
今日は幼なじみの面々とわーわー過ごしたのでした。天保13年生まれの幼なじみってすごいでしょ? みんな超人ですね(笑) 私以外は、みんな昭和生まれらしいです。
はやめのパブロン飲んで、さっさと寝たほうがよさそうですね。
ザ・ほうれん草
白菜やキャベツ、色とりどりの大根、トマト、山のキノコ、どれも新鮮で元気いっぱい。中でも出会えていちばん嬉しかったのは、小林さんが5年がかりで改良したというほうれん草です。スーパーマーケットで売っているほうれん草に比べると根も葉も大きく、しゃきっとしています。小林さんが持ち上げた分で、1束2株ですよ! そして、これが100円! ポパイ派の私はほうれん草が大好きなので、そして、ほうれん草は冷凍保存もできるので、2束を買ってきました。
家に帰って、もう食事の時間は終わっているにもかかわらず、まず大きな鍋にお湯を沸かし、さっと茹でておひたしにしてみました。つまみ食いみたいなものです。うん、おいしい! なんというのかな、しっかり「ほうれん草」の味なのです。ただの葉物ではないという感じ。さすがは5年もかけて改良したという味わいです。
大根もやわらかくて、みずみずしくて、大きいのでも120円ですよ!(笑) そして、その大根を煮て、お客さんにふるまってくれます。お鍋から好きなだけいただいていいんですって。あまりにおいしいので、奥さんに「出汁はなんですか?」と根掘り葉掘り(^_^;) 煮干の出汁だそうです。家には煮干がなかったので、昆布と鰹節と干ししいたけで似てみました。家でもやわらかくておいしい大根の煮物が完成。
大根は普通の白い大根のほかに、赤い色のもの、緑色のもの、辛み大根を求めました。赤いのは漬物に、緑色はおろしにして食べました。辛み大根は、これから蕎麦を茹でて薬味に使おうと思っています。白菜やシメジなど、山のように野菜を買ってしまったので、いま我が家の冷蔵庫の野菜室はラッシュ状態。はみ出たものが新聞紙に包まれて台所に転がっています(^_^;)
さて、次は何を作りましょうか? 一緒に行った友だちは、私の3倍ぐらい野菜を集めたようで、彼女の家の冷蔵庫は大丈夫なのだろうかと……(笑) 寒くなってきているので、新聞紙に包んで転がしておいてもいいものも多いので、ま、大丈夫なのでしょう。
信州新蕎麦ツアー信濃町「たかさわ」
恒例の新蕎麦ツアーは、メンバーの幼なじみで信濃町に住んでいる人がいつも案内を買って出てくれます。やっぱり現地の情報は地元の人に聞くに限るというわけで、私たちは下調べも何もせず、ちゃっかりご好意に甘えてしまっているわけです(^_^;)
今回、連れて行ってくださったのは信濃町の「たかさわ」という店。こちらも香り高い新蕎麦で、歯ごたえも喉越しも文句なし! 戸隠とは盛り付けがちょっと違うのですね。山を降りただけなのに。箸安めに出してくださったシメジの煮物も、山菜やキノコ、山の野菜の天ぷらも本当においしゅうございました。それほどお腹が空いているわけでもないのに、まさに別腹(笑)
裏庭から見下ろした谷あいの集落の風景も印象深く、美しいものでしたが、見下ろす辺りはもう新潟県なのだそうです。紅葉の始まっている木々と立ちこめた雲、合間から見える民家の屋根の鮮やかな色が見事なコントラストを見せていました。
このあたりのお蕎麦屋さんが集まって、スタンプラリーを実施しているそうです。スタンプを押す台紙をいただきました。順番にいってスタンプを集める……、そういう連続性にひかれるタイプでして(笑) この台紙は来年まで有効ということなので、全8軒、行ってみたくなりました。来年の秋は、お蕎麦の梯子に拍車がかかりそうです(^_^;)
自転車ギコギコ
家ではめったに乗らない自転車をNu-Faceさんに運ぶことにしました。しかし、自転車って便利なんだけど、遠くへ運ぶのはけっこう大変。4ドアのクルマなら積めないこともないですが、この際、「乗ってちゃおー!」ということにしました。そんな話が出たのは真夏でしたが、さすがに炎天下は……。というわけで、涼しくなってきた本日、決行ということに相成りました。クルマの道は頭に入っているのですが、自転車となると……。いくつかの坂道が頭をよぎりましたが、道も所要時間も検討がつきません。「ままよ」とこぎだしました。
まずは甲州街道へ。幸いなこと歩道は自転車通行可なので、この道で都心をめざします。最初の難関は、つつじヶ丘からキューピーマヨネーズの工場のある辺り。この難所(笑)を越えると環八までは比較的平坦。クルマなら信号を見て、ブレーキをかけるあたりのGSから、まだまだ……。信号までが自転車だとなんと長いこと。やっぱり自分で動く車と、自分で転がす車ではかなり能力差があるようです。すごいなぁ、自動車の発明って。
クルマで走っているとまったく気がつきませんが、東京の道路はけっこう起伏があります。クルマででもわかるような坂道は自転車から降りて、押して歩けばいいと思っていましたが、普段は気がつかないような、斜度でいえば2%前後の長い、だらだらした勾配はホントに勘弁してくださいって感じですね。そういうのがけっこうあります。私の自転車走行は、クルマと違って低燃費だけどビュンビュン系ではありません(笑) 近所に買い物に行くのと同じような走り方でフラフラと信仰していきます。30分程で、普段あまり使っていない大腿四頭筋に乳酸がたまってくるのを自覚(-_-;)
環八から環七まで、確か高井戸のところで左からの合流があるはず。クルマならそのまま合流すればいいけど、自転車だときっと信号を何回も渡ることになるなと思い、道を渡って右の歩道に。自転車通行可の歩道の場合、右側の歩道を自転車が走るのもOKなのかなぁ。まあ、いいや。このあたりで早くも家を出て1時間が経過。「こんなこと、するんじゃなかった……」と、帰りたくなってくるけど……。ここでUターンしても、どうせまた1時間は走らなきゃならないし……。ま、上りはないけど(笑) めげそうになっているとケータイメールの音が。偶然、2通いっぺんに入ってきて、「返事を書く」という名目で休憩(笑) 差出人たちに事情を話すと、一方からは「ばっかじゃない?」と(-_-;) もう一方が「ご武運を祈る」系だったので、ちょっと励まされて再スタート。
環七までたどり着き、横断歩道を渡って井の頭通りを目指すと、道が右にけっこう大きくカーブしているではありませんか。クルマのときはまったく気にならなかったものが、自転車だと「距離が増える!」という気分に。そこまで行かずに左に曲がり、未知の住宅街に突入。玉川上水の緑に出会って、ちょっとサイクリング気分になり、とりあえず右に曲がればどこかで井の頭通りにでるだろうと楽観的になりました。が、右に行く道がなかなか出てこない! イケメンのヤマト運輸のおにいさんを見つけ、聞いたら、丁寧に教えてくれました(^_^;)
右に行くべき角に都会のオアシス、コンビニを発見。朝から何も食べていないのはいいのですが、水分を補給しないのはやっぱりまずいのではないかと思い立ち、ここで水を購入。広い道をまっすぐ行くと、井の頭通りにでました。目の前に東京ジャーミーがあるではありませんか。一度、行ってみたいなぁと思っていた場所を写真に撮り、しばし休憩(笑)
ここは代々木上原の駅近く。まっすぐ行くと富ヶ谷。走り出すと「上」原から富ヶ「谷」に行くのに上り! なんでぇ〜? 降りて押すハメに。横をロードバイクのような自転車がスイスイ走っていきます。こっちはママチャリですから(-_-;) 上原商店街を越えると、やっぱり下りになっていました。広い歩道に色づいた街路樹、自転車も自分で転がってくれますから、気持ちよく走れます。
富ヶ谷の交差点は、タコ足のような歩道橋がついていますが、自転車で上れる道はなく、ここで立ち往生。横断歩道はありません。仕方がないので山手通りをちょっと新宿方面にもどり、横断歩道を発見して渡り、また富ヶ谷へ。この先は上りの坂道が待っている……。オリンピック道路の坂道を押して上がると、ここから原宿までは代々木公園の脇を木漏れ日を浴びて走るような気持ちのいい道になります。
原宿から青山通りまで、いわゆる表参道を走……れない! やや下りの走りやすそうな道なのに、とにかく歩いている人がいっぱいで、走れば誰かにぶつかるのは確実! 平日なのに〜。仕方がないので、華やかな表参道をオンボロのママチャリを引っ張って歩くことになりました。
青山通りを越えると、また未知の世界。自動車だと墓地からトンネルを抜けてすぐなのですが、自転車ではこのトンネルが通れません。しかたがないので、あてずっぽうに西麻布の街をギコギコ。大使館や領事館が佃煮になっているような地域なので、警備の制服組がいっぱいいます。「警視庁」ってたすきをかけている人に道を聞いてみました。「東京タワーのほうへは……」、「警備で来ているので、まったくわかりません」。あらら、この辺の方ではない模様。次にであった制服さんに「この辺の地理はわかりますか?」と聞いたら、「まったく……」とのこと。あきらめましたけど、それで警備は大丈夫なんでしょうかね?
だいぶ遠回りはしているなという自覚はありつつ、交番を見つけ、ここで伺いました。さすがは交番。よくご存知でした。教えられた道を下ると仙台坂に。けっこう急な坂道で、下りでよかったのだけれど、下りでも自転車を引いて歩くようでした。自転車の技術にはまったく自信がないので(-_-;)
ようやくNu-Faceさんに到着! 家を出てから3時間半! よく頑張りましたね(笑) 途中でメールを入れたとき、「マジかよ!」と返事をくれたNu-Faceさんでありましたが(-_-;)、ご褒美に「魚冶」鮨の太巻きをいっぱいくださいました。おいしかった〜。卵はもちろん、ふっくらしいたけ、着色なんかしてないでんぶ、あら、イクラも入ってる! 自転車100台ぐらい運んでもいいぞと思ったぐらいです(笑) しかし、やっぱり疲れた〜!
信州新蕎麦ツアー戸隠「よつかど」
今年はまず、戸隠宝光社にある「よつかど」という店へ。戸隠のお蕎麦やさんは、それぞれおいしくて、あとは好みの問題という感じなのですが、ここは地元の人に進められた店。一昨年から、毎年、通う店になってしまいました。一口大に分けて盛るのが戸隠流ですね。新蕎麦の香り、歯ごたえ、喉ごしは最高です。箸休めに一緒に出していただいた大根の煮物も柔らかくておいしい! 早起きして、飛んできた甲斐がありました。
毎年、「新蕎麦になったよ」という声を聞くと、とにかくむずむずして、万障繰り合わせて高速道路に飛び乗ってしまうのですから、始末に終えない蕎麦好きチームです。いえ、私は万障繰り合わせなきゃならないほど忙しい人ではないのですけどね(^_^;) 食べてみたいお蕎麦屋さんはたくさんありますが、とんぼ返りの滞在時間では、まあ、2軒ぐらい。がんばっても3軒が限界ですよね。蕎麦が服を着ている事態になってしまう(笑) 今年は2軒の梯子でした。もう1軒の話はまた後日。
長野市内でちょっと用事をすませて、おもむろにバードラインを登っていったのですが、この辺りではあまり見慣れない大きなハイヤーが前をずっと走っています。明日、チャールズ皇太子がこの辺に来るという噂で……。「関係者かな?」「事前調査?」などとささやきあっていたら、私たちが不審車両に思われたのでしょうか、脇に寄られて、追い越さざる得ない状態になりました。追い越しましたけど(笑) 車内で話していた声まで聞こえたわけじゃあるまいし(爆笑)