ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2009/02/01  (日) 

梅に北風

今日の東京はとてもいいお天気に冷たい強風の吹く、典型的な冬型というお天気でした。なんだかせわしない日々を送っていて、そういえば梅の開花を忘れていたことを思い出し、神代植物園の開花状況を偵察に行ってきました。陽だまりは暖かいのですが、歩いていると吹き飛ばされそうな強風の中、誰に頼まれたわけでもないのに……(^_^;)
 
神代植物園の梅は、三分咲き、四分咲きというあたりでしょうか。種類にもよるのでしょうし、日当たりなど関係もあるのでしょう、咲いている木はもういっぱいの花をつけているのに、まだまだかたくなな木もありました。ロウバイが見頃です。
 
気がつけばもう2月。今月の中旬で神代植物園の年間パスポートが期限を迎えます。運動不足解消!とか言って、この1年で7、8回は行ってみたでしょうか。5回行けばモトが取れるというセコイ考えもあり、けっこうトコトコと遠征したものです。
 
さて、今年はどうしたもんでしょう? パスポートを買えば、使わないともったいないと思い、またせっせと通いそうですが、買わなければまったく足を踏み入れないような気もします。健康のために投資ということで、パスポートを買うべきでしょうかねぇ。
 



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2009/01/31  (土) 

雪国でも雨だとか

今週は新年のご挨拶がてら、いつものゲレンデに行こうと思っていたのですが、いろいろな用事がごちゃっと降ってきて、結局ぐたぐたと過ごす週末になりました。出かけようと思ったらすごい雨で、山も荒天が予想されたことも「やーめた」の理由です。ひとりで動くときは予定変更が簡単なので、しょっちゅう変更につぐ変更。たいがい楽なほうへ流れます(^_^;)
 
行くとはいっていなかったのですが、山へ電話をしてみると、「雨だぞ〜」とのこと。「行かなくて正解!」と思った瞬間です(笑) 雪ならともかく、雨というのはねぇ。傘をさしてスキーをするわけにはいかないし。といっても、天気がよくてもストーブの番をしていることが多い似非スキーヤーなのではありますが(-_-;)
 
今年はスキースクールのお手伝いも免除してもらったので、ますます雪の上に立つことは少なそうです。でも、「たまには顔出せ〜」といってくれる人たちがいるというのはありがたいこと。1度ぐらいはリフレッシュも兼ねて、いつもの山に行きたいなぁと思いながら1月の最後の日を迎えてしまいました。もう、2月なんですねぇ。気がつけば梅の便りが……。
 



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2009/01/30  (金) 

経済は……

プレオーダーで手に入れることができた「いのうえ歌舞伎・壊(Punk)「蜉蝣峠」のチケットが送られてきました。けっこう競争率が高かったみたいで、6人の名前でエントリーして、やっとひとり、2枚だけ手に入ったものです\(^o^)/
 
先日、テレビの報道番組だったか、ブロードウエイでお客さんが入らず、スポンサーも引き上げ、中止に追い込まれているミュージカルがたくさんあるという話をしていました。ロングランになっている「シカゴ」もチケット半額で投売りになっているとか。
 
それに比べると、日本はまだまだ……。芝居を見に行こうなんて余裕のある人が、いっぱいるってことですものねぇ? 日本の景気がそれほど落ち込んでいないというわけではなく、実感をもっている人が少ないのかもしれません。それもいまのうち? これから先、まだまだ落下していく余地があるということなのでしょう。この芝居のプレオーダーはたしか10月か11月頃だったのですが、私もまだ認識が甘かったから……(-_-;) 
 
とはいえ、知り合いに電話をかけたら、「いま台湾にいる。帰ったら、連絡するよ」という返事。円高をフルに活用して、海外に遊びに行っている人も、これまたけっこういるようで(笑) これが格差社会というものでしょうか。
 
まあ、寝るところもあるし、ご飯も食べているし、お風呂にも入っているのだから、最底辺とはいえないまでも、地面を這いつくばっているような生活の私にとっては、これからの経済状況、とっても気になるところです。国会中継なんぞ、見るともなしに聞いていても、なんか日本、沈没しそう(-_-;)
 



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2009/01/29  (木) 

新宿みやざき館

新宿駅南口のサザンテラスに宮崎県の物産店、「新宿みやざき館KONNE」というのがあります。知事さんがあっちこっちのテレビ番組で地鶏や果実、黒豚、ブランド牛と紙袋をもって宣伝しまくっていたので、つい、話のタネにとばかり行ってしまいました(^_^;) 物産を販売しているばかりではなく、片隅でご飯も食べられます。
 
知事がそんなにテレビに出まくるのはいかがなものかという議論もあるようですが、「呼んでもらえる」という立場を生かして宮崎県を宣伝しまくるのは県民にとってはうれしいことなのではないでしょうかね? もはや宮崎県がどこにあるかわからないなんていう不埒な人も少なくなったのでは?(笑) 頑張ってます、東国原さん。
モモタロウは「チキン南蛮定食(700円)を注文。揚げた鶏肉を甘酢に浸したものに、タルタルソースがかかっています。ほんのりとした甘みとタルタルソースが混じりあい、なかなかおいしかったようです。私は釜揚げしらす丼定食(600円)。日向灘で獲れたというしらすの釜揚げに大葉とみょうが。あっさりしていていますが、ちょっと油のタレがかかっているのでしょうか、柔らかくて風味があっておいしかったです。飫肥天というさつま揚げのようなものがセットでついてきます。
食事のあとは、物産をふらふらと見て歩きました。これがウワサの炭火焼地鶏? 値段もそう高いものではないので、ついつい購買意欲がわいてしまいます(笑) お昼時には食事コーナーは行列になってきました。かなりの人気です。私たちのように「話のタネ」組もけっこういるのでしょう。東国原効果、絶大なんじゃないですか。
 
隣には広島県があります。そちらものぞいていく人が多いので、広島県にとってもうれしい隣人かも。こうしていくつかの県がまとまってあると、見て歩くほうも楽しく財布の紐がほどけるというものでしょう(笑) 次は広島県のアンテナショップ「ゆめてらす」で、お好み焼きでも食べたいなぁと思っています。
 



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2009/01/28  (水) 

麻生不動「だるま市」

今日は初不動ということで、柿生にある麻生不動院の「だるま市」に行ってきました。場所は川崎市麻生区、小田急線の「柿生」駅から歩いて20分ぐらい。小さなお不動様で、全国区ではないと思いますが、この「だるま市」には毎年、多くの人々が集まり、たいへんな賑わいをみせています。バスも頻繁に出ています。
 
麻生不動院の麻生は、我らが総理大臣の「あそう」ではなく、「あさお」と読みます。お不動様に行ったのは初めてですが、この近辺は私には馴染みのある場所。にもかかわらず、つい最近までは「あそう」だとばかり思っていました。地名と人名は本当に難しいですね。
ここでは明治末頃から初不動にだるま市が立つようになったそうです。関東で最後の「納めのだるま市」というそうですが、ん、ん、3月3日の深大寺のだるま市は無視?(笑)  麻生不動で売られている「だる」まは、「相州目無しだるま」と呼ばれ、平塚市や厚木市方面から東上してきているもの。深大寺の「だるま」は高崎方面から南下してきているもの。系列が違う「納め」かもしれませんね。表情を比べてみると目が入っているいないだけではなく、かなり違った人相をしています。
←相模型  ←高崎型
お不動様はむかしから「火伏せの不動」と言われ、火難から人を守るとされています。麻生不動院でも「だるま」ばかりではなく。「火伏せのお札」や火伏せのご利益があるといわれる「文久銭」を求めて多くの人々が訪れます。境内の片隅には、お仕事を終えた昨年の「だるま」の納め所が。山と積まれた引退のだるまさんはなかなかに迫力のある風景です。
 
周辺の参道には「だるま」を始め、食べ物などを売る露店商もたくさん集まっています。参道は狭いくねくねした道を登っていくので、両側にある露店と登る人、下る人の群れで大混雑。ラッシュアワーの電車の並みです。植木を売っている店もあります。柑橘類の木を売っているお店のそばを通ったら、さわやかな香りが漂ってきました。このご時世、「お金のたまる木」というのも魅力的ですね(^_^;)
 
麻生不動院は、明王不動院盤若坊と称する真言宗豊山派の寺院ですが、木賊(とくさ)不動とも呼ばれています。むかしはこの辺りに木賊が生い生い茂っていたからだとか。村人が木賊を刈っていたときに不動像を発見し、これを祀ったからだという伝説もあるようです。
 
麻生不動院と縁起堂本舗には因縁があることを、つい数日前に聞きました。縁起堂本舗の主催者の先代(僧)が麻生不動院の住職(これも先代か先々代になると思いますが)が出会って、「身代わり瓢箪」を考え出したのだそうです。中にご祈祷した守り本尊を入れるのは縁起堂本舗の先代のアイディア。麻生不動院の参道でもお守りを売っている露店を見かけましたが、現在のお店とは関係ないそうですけど。
 



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「アラビアのロレンス」
スキー大会