深大寺晋山式、の予定が
晋山式とは「山に晋む(進む)」という意味で、新住職が正式にお寺にはいることをご本尊さまに報告する儀式だそうです。30年ぶりというので、めったに見られないものに弱い私は頑張って出かけて行ったのです。行列は終り、儀式が行われている境内は檀家さん以外は立ち入り禁止。あんまりです〜。こんなことなら、檀家さんに頼んで連れて行ってもらうんだった、と。参道をちらほらと歩いているお稚児さんの姿を眺めただけで、早々に帰ってきました。お揃いの装束で、かわいかったです。WBCは間に合うか?(笑)
急ぎ足で歩いていたら、梅が有終の美を飾っていました。散った花びらを掃かずにわざわざ残してあるのがなんとも風流ですね。深大寺近辺の住宅街は、田舎とも都会ともつかないようなあまり特徴のないところですが、こんなお庭に出会えただけでよしとしましょう。
そして、今日はなんだかテレビ中がWBCでしたねぇ。まずは優勝おめでとうございます。日本にこんなに野球ファンがいたなんで気がつきませんでした(笑) なかにはイチローしか知らない人もいたような。国際大会ってやっぱり盛り上がるんですね。MVPは松坂投手でしたが、個人的は青木選手にあげたいなぁ。いや、岩隈投手か? 内川選手だって頑張ったぞ(笑) そういう意味では、候補がいっぱいいるので、代表松坂でもいいか、と。アメリカ的にはせめてメジャーリーガーにあげたかったのでしょうと思うことにして(笑) これで一生懸命、日本代表を応援してくださったみなさん、ペナントがはじまったら、球場にも来てね!(笑)
波型の手すり
走るどころか、歩くのもやっとなくらいです。そして、やっと歩いていて、最近、階段の手すりが変わったことに気づきました。かつては直線だった駅の階段の手すり。波型の形状に変わっているところをよく見かけます。これは階段の段の位置にあわせて、上るときは身体を引っ張り上げられるように、降りるときは腕で身体をしっかり押さえられるようにと考えられたものだそうですね。先日、ちょっと実験してみたら、確かにそのようにすれば楽に階段を昇り降りすることができます。
高齢社会がどんどん加速しているので、こんなところにも改良が進んでいるのでしょう。けっこうなことです。それもこれも、団塊の世代のおかげかもしれませんね。なにせ数が多いのですから、高齢化も団体で進行するわけで。数というのは、物事を動かす力があるのだなぁと妙に感心してしまいました(笑) 駅にエレベーターがついているのも普通になりつつあります。これは旅行用の大きなトランクなんかを持っているときにもありがたいですね。
そういえば、東京マラソンでも、年齢の高い人たちがかなり走っていたようです。走れるくらいなら、手すりはいらないでしょうけど(笑)
開花宣言
散歩に出たのはずいぶん久しぶりで、ちょっと歩き回るのがワタシ的ニュースになってしまうような生活って何? という感じですが、フラフラと歩いていると世の中はやっぱり春になっていました。桜だけではなく、どこから飛んできた種があったのでしょうか、ポツンと咲いている菜の花。草木も青々としてきて、小さな花が一面に咲いていたりします。
野の花、子どもの頃は「はこべ」と呼んでいたような気がしますが、本名でしょうか。「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なすはこべは萌えず ……」なんて記憶がありますが……。古文の先生に無理やり覚えさせられた歌、案外、若かった脳みそには叩き込まれているようですね(笑) 千曲川スケッチのほうが好きだったけど。
お天気がよかったので、子ども連れがたくさん遊びに来ていました。犬の散歩もいっぱい。すれ違った犬同士が臨戦態勢でうなり声を上げ、吼え、ちょっと怖かったので逃げました(笑) そんなに大きな犬ではなかったのですが、うなり声と吼え声は大きかった〜! ちゃんとリードをつけてくださいね、お願いしますm(_ _)m
春何番?
来週末からほとんどの高速道路が一律1,000円になりますね。この3連休が終わった後からというのが、なんともね(笑) 今週は、関東ではアクアラインだけが1,000円になった模様で、ずいぶん混雑していたようですが。この、週末だけ1,000円というのはどうもねぇ。お上が民のお遊びに施してくれる感がありますが、これからの観光シーズン、それでなくても週末は交通集中による大渋滞っていうのが予想されるわけで、ますます拍車がかかるのでは? とくにGWなんか、今年は赤い日が隙間なく連なっているカレンダーですから、どんあことになるのやら(-_-;) これまで混雑を避けてなるべく週日に動くようにしていましたが、これではみすみす高い高速料金を払うハメになります。悩ましいなぁ。それに週末がお休みじゃない人もいるわけで、どうも不公平感も残ります。
むしろ週末は通常料金で、週日を1,000円にしてくれたほうが、流通費用が軽減されて物価が安くなるのではないのでしょうか。そうすれば、遊びに行く余裕のない人たちにも還元されることになるし。ああ、消費刺激ってことは、持ってる人はつかいなさいってことかぁ〜。お上のなさることはよくわかりません。ハッピーマンデーのときもいかがなものかと思いましたが、今回はよりいっそういかがなものかと思ってしまいました。そもそも高速料金が高すぎるということもあります。
この一律1,000円、ずっと続く話かと思っていたら、2年間限定なのだそうですね。太郎ちゃんがこの不景気を「全治3年」と言ったのは秋でしたから、あと2年もあれば景気が回復して、また高い高速料金に戻してもみんな遊びにいくだろうと……。そうは問屋は卸さないような気はしますけど(笑) さて、来週、ドライブに行く気になった方はいますか?
蒸し八
ヘルシーだから、というわけでもなく蒸し料理を楽しんできました。珍しい料理やおいしいものを探してくるのが上手な友人に案内してもらいました。本人いわく「食いしんぼなだけ」だそうですが(笑) この友人のご案内のお店はみんな「手帳に書いておこう」という感じです。別の人をご案内して、「よく知ってるね!」などと言われ、「うっひっひ」という感じ。ありがたいご案内人であります(^_^;)
京王線の幡ヶ谷にある「蒸し八」というお店に連れて行ってもらいました。こじんまりしたお店ながら、インテリアにもけっこう凝ってる感じで、落ち着いたいい雰囲気です。価格帯がちょっと高めな感じなのでしょうか、お客さんの平均年齢が若すぎないのもありがたいです(笑)
料理はほとんどが蒸籠で蒸してあるもの。メニューには定番の他、季節感のあるものも並んでいます。「湯葉とじゃこの蒸し物」はさっぱりしていてとてもおいしかったです。
「ほうぼう」という魚に初めてお目にかかった「ほうぼう姿蒸し」。かなり怖い顔をしていますが、味は癖がなくて柔らかくおいしかったです。店主がお箸で骨を外してくれました。「お箸で三枚に下ろして……」と言ったら、笑われました(^_^;)
「豚スープ蒸し」、「豚肉と野菜せいろ蒸し」などをいただきましたが、蒸し料理は油を使っていないのでいくらでも食べられる感じです。仕上げは「穴子蒸しご飯」で。「稲庭うどん」もおすすめ品のようで、どっちにしようか迷ったのですが、穴子蒸しにしました。すごく柔らかい穴子……。
また違った季節に来てみたいなと思わせる料理の数々に堪能しました。季節感というのは蒸し料理に限らず和食のいいところですね。そのときどきによって魚や野菜の旬が楽しめます。家庭料理だと少しぐらいは旬も意識しないではありませんが、選択のベースは「本日の安売り」だったり、「広告の品」だったりしますから(笑)
このお店の窓からは、玉川上水・西原遊歩道が見渡せます。ここは桜の名所のひとつでもあるらしく、これからが予約時?(笑) おいしいものを食べながら日本の春が楽しめるというのは贅沢な話ですね。でも、「予約でいっぱいです」なんてことにもなりそうかな。それよりも、こう暖かいとお花見のストライクはいつなのか? という日程の調整のほうが大変でしょうね。かなり前から計画なさっていた人は、葉桜を見るはめにもなりかねませんね。