日日是好日（にちにちこれこうじつ）

霧雨の降る中、家路を急いでいると、道路に何か白っぽいものが落ちているのに気づきました。「道路にゴミなんかすてちゃ……」と漠然と感じながら通り抜けようとすると、動いた！　「えっ、なに!?」と思わず飛び上がって避け、よくよく見ればカエルです。何ガエルなんでしょうか？　通り過ぎてしまったのですが、気になって戻り、写真を撮ってみました。
 
暖かさにつられて、出てきちゃったんでしょうか？　クルマはあまり通らない住宅地の道ですが、道路の真ん中にいると轢かれちゃいますよ！　おとなのこぶし程度の大きさですから、カエルにしては大きいほうだと思いますが、クルマの運転席からは見えないでしょう。歩いていても、動くまでカエルだとは気づかなかったくらいです。ストロボをたいたら、おもむろに動き出し、道路の端の塀のところまで移動しました。どうぞ、ご無事で(^_^;)
 

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身も心も凍るような吹雪の中から帰ってきた東京は、春がフライングで訪れてきたようです。本日は、上着なしでフラフラしていても暖かすぎる一日でした。明日からは、また冬が春を押し戻すようですね。
 
今日はトヨタのリコール問題が一番の話題のようでした。確か、nu-faceさんがレクサスに乗り換えたのではなかったかしら？　リコールですか？　モデルチェンジしたばかりの新車に乗るのはうれしいものですが、ときたまこういうことがあり、あっちゃ〜という感じになります。今回は不具合といっても致命的なものではないようですが、トヨタにとっては厳しいことになりそうですね。私はトヨタ車には乗ったことがないので、まあ他人事ですけど(^_^;)
 
ＪＡＬも次々に話題を提供してくれますね。私はむかしからＪＡＬ嫌いで、ほとんど乗ったこともなく、ましてや株主でもないので、こちらも他人事ですが(笑)　しかし、いずれも日本を代表するような企業が連日、マイナーな話題ばかりで、日本経済にとっては困ったものだという感じです。
 
ＪＡＬがこんなことになっちゃったのは、もちろんＪＡＬ自身の問題もたくさんあるでしょうが、航空行政そのものの問題が大きいですよね。きちんとハブ空港を作って、そこから地方空港にネットワークを作って、全国を飛行機で結ぶシステムが機能していればこんなことにはならなかったのでは、という感じです。鉄道事業も安易に民営化したために、地方の鉄道が廃線、廃線っていうことになったのだし。経済も政治も、なんとなく逼塞感のある今日この頃です(^_^;)
 

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競技会を終えて帰ってきたら、さっそく反省会。今回は荒天にもかかわらず、けが人も出さずにすみ、よかった、よかった。私個人としては、この大会前の2週間ぐらい、エントリーと宿泊の数合わせで、寝ても醒めてもエクセルと格闘していたようなところがありました。数々のミスはあったものの、とりあえず、宿泊と食事の数だけはトラブルなく終了し、ホッとして完全に燃え尽きました(笑)
 
給料をもらえるわけでもない仕事が、今年一番のプレッシャーでした〜。大勢の人が集まると、楽しいこともあり、面倒なこともあり、です。今年の公のスキー(？)は、これが最後、けが人は去り行くのみ(笑)　肩の手術をするか、スキーをやめるか。当然、スキーをやめます(^_^;)
 

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日曜日は大回転競技でした。朝のうち、ちょっと雪が小止みになり、空も明るくなったのですが、すぐに吹雪きに逆戻り。吹雪いた翌日は、快晴ということが多いのですが、予想外の連続荒天です。地元の方も、2日連続でこんなに吹雪いたのは記憶にないというくらいの荒天。私は、朝からトコトコ歩いてスキー学校に行き、またちゃっかりスノーモービルに乗せてもらって出勤です(笑)　→ここが、私の持ち場、オペレーションルームです。
 
この日の競技は午前中で終わるのですが、終わって表彰式が始まる頃には吹雪きは去り、日も差してきました。そういうものです、世の中は(-_-;)　表彰式に先立って、今年も景品が当たる抽選会を実施。景品には新品のスキーの板もあるのですが、やっぱり1番人気は木島平の特栽米でした。木島平のお米がおいしいという評判は徐々に広がり、最近はメジャーになりつつあるのだとか。売るお米が足りないという声も聞きつつ、強奪してきました(笑)　今年は2キロパックを6つも作ってもらい、じゃんけんで勝った人に進呈。喜んでもらって、強奪した甲斐がありました。
 
午後ははやめに現地を出発したのですが、途中で大型バスがスタッグしていました。どういう滑り方をしたのか見当もつきませんが、後部を林の中に入れて、道路に前部を出している状態。お客さんは誰も乗っていなかったので、ツアーをお迎えに来たバスかな？　都会のバスで、木島平の急な坂道をスタッドレスだからとチェーンなしで登ってきたようです。乗用車はスタッドレスでＯＫですが、バスはみんなチェーンを付けていますよ！　お客さんを乗せていない分、軽いでしょうしねぇ。そのバスを避けようとした乗用車が1台、タイヤを空転させていました。その横をなんとかすり抜け、無事に下ってきたのですが、私たちよりしばらく後に宿を出たクルマは、そこのところで止められてしまい、通過するのに大変だったそうです。まったく、いい迷惑ですよね！
 

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5日金曜日の早朝、といっても7時頃なので、人によっては“早朝”とは言わず、単なる朝でしょうが、木島平に向いました。天候は穏やかで、道路に雪もなく快適にドライブ。スキー場に入る山道に雪は積もっていましたが、お昼前には到着しました。夜中なら高速道路1,000円のところを、割引を入れても5,400円。ずいぶん違うものです(-_-;)　でも、大枚支払ったのが幸い、午後から大雪になり、夜中に到着した人々は、大変な道中だったようです。時間もかかるし。朝到着の予定の方々は、高速道路の通行止めなどで、みなさん、大幅に遅延でした。
 
私たちの大会は、土曜日が回転競技。ものすごい雪と風で、リフトも動いたり、止ったり。私の仕事場はゴールハウスの中なので、寒くはなかったのですが、ゴールハウスごとカールじいさんの家になるんじゃないかと思うくらい、ゴーゴーと風が吹き荒れていました。こんな中で旗門員をやっていた役員の方は、みんな雪像に！　本当にお気の毒でした。ジュニアの部門に出場する小学校低学年の子どもたちは寒さと怖さで泣き叫び、スタートまで行くこともできなかった子どももいました。まあ、小屋の中でストーブにあたっていなさいと……。
 
ときどき中断しながら1本目の競技はとりあえずやったのですが、2本目に入る前にパトロールとスキー学校から、中止勧告。これ以上は危険だということで、勧告に従い競技を中止しました。1本目は完走率5割！　コースがわかりにくいということもあったようですが、とにかく向かい風の吹雪で、視界不良なんてものじゃなかったようです。聞けば、この日、志賀高原はリフト全面運休、なだれが発生したスキー場もあったとかで、競技ができただけ奇跡だったような。長年、スキーをやっていてもこんな嵐はめったにありません。私は宿からリフト1本乗って、ゴールハウスに移動しただけですが、それでも顔面が凍って、口も聞けなくなりました。斜面状態も見えず、斜度もわからず、転んではいけない宿命を抱えている私はすごーく怖かったです(-_-;)
 
中止になって、今度は宿に帰らなければならないわけですが、これもまた、いったん滑り降りて、リフトに乗って、また滑って帰らなければなりません。宿は見えているのですが、ゲレンデの構造がまっすぐ帰らしてくれない……。そこへ救いの神、オペレータの先生が、スノーモービルで送ってくれることになりました。板もブーツも投げ出して、スノーモービルへゴー！(笑)
 
オペの先生ふたりと3人乗りをしたスノーモービル。道路交通法除外の場所ですから(笑)　ところがスノーモービルだって視界不良です。通れるはずのところに雪だまりがあり、思いっきり突っ込みました。スローモーションのように3人とも横倒し。オペの先生は、「肩は大丈夫か！」と心配してくれましたが、相手は柔らかい雪なので、肩は無事に接続していました。しかし、片足がスノーモービルの下敷き！　ですが、雪が柔らかいので、これも雪にもぐりこんでいるだけでした。状況がわかると、3人とも大笑いです。爆笑しながら、なんとかスノーモービルを雪の中から掘り出し、圧雪してあるところまで引き出して、うーんと遠回りして帰りましたとさ(笑)
 

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