日日是好日（にちにちこれこうじつ）

5日金曜日の早朝、といっても7時頃なので、人によっては“早朝”とは言わず、単なる朝でしょうが、木島平に向いました。天候は穏やかで、道路に雪もなく快適にドライブ。スキー場に入る山道に雪は積もっていましたが、お昼前には到着しました。夜中なら高速道路1,000円のところを、割引を入れても5,400円。ずいぶん違うものです(-_-;)　でも、大枚支払ったのが幸い、午後から大雪になり、夜中に到着した人々は、大変な道中だったようです。時間もかかるし。朝到着の予定の方々は、高速道路の通行止めなどで、みなさん、大幅に遅延でした。
 
私たちの大会は、土曜日が回転競技。ものすごい雪と風で、リフトも動いたり、止ったり。私の仕事場はゴールハウスの中なので、寒くはなかったのですが、ゴールハウスごとカールじいさんの家になるんじゃないかと思うくらい、ゴーゴーと風が吹き荒れていました。こんな中で旗門員をやっていた役員の方は、みんな雪像に！　本当にお気の毒でした。ジュニアの部門に出場する小学校低学年の子どもたちは寒さと怖さで泣き叫び、スタートまで行くこともできなかった子どももいました。まあ、小屋の中でストーブにあたっていなさいと……。
 
ときどき中断しながら1本目の競技はとりあえずやったのですが、2本目に入る前にパトロールとスキー学校から、中止勧告。これ以上は危険だということで、勧告に従い競技を中止しました。1本目は完走率5割！　コースがわかりにくいということもあったようですが、とにかく向かい風の吹雪で、視界不良なんてものじゃなかったようです。聞けば、この日、志賀高原はリフト全面運休、なだれが発生したスキー場もあったとかで、競技ができただけ奇跡だったような。長年、スキーをやっていてもこんな嵐はめったにありません。私は宿からリフト1本乗って、ゴールハウスに移動しただけですが、それでも顔面が凍って、口も聞けなくなりました。斜面状態も見えず、斜度もわからず、転んではいけない宿命を抱えている私はすごーく怖かったです(-_-;)
 
中止になって、今度は宿に帰らなければならないわけですが、これもまた、いったん滑り降りて、リフトに乗って、また滑って帰らなければなりません。宿は見えているのですが、ゲレンデの構造がまっすぐ帰らしてくれない……。そこへ救いの神、オペレータの先生が、スノーモービルで送ってくれることになりました。板もブーツも投げ出して、スノーモービルへゴー！(笑)
 
オペの先生ふたりと3人乗りをしたスノーモービル。道路交通法除外の場所ですから(笑)　ところがスノーモービルだって視界不良です。通れるはずのところに雪だまりがあり、思いっきり突っ込みました。スローモーションのように3人とも横倒し。オペの先生は、「肩は大丈夫か！」と心配してくれましたが、相手は柔らかい雪なので、肩は無事に接続していました。しかし、片足がスノーモービルの下敷き！　ですが、雪が柔らかいので、これも雪にもぐりこんでいるだけでした。状況がわかると、3人とも大笑いです。爆笑しながら、なんとかスノーモービルを雪の中から掘り出し、圧雪してあるところまで引き出して、うーんと遠回りして帰りましたとさ(笑)
 

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立春だという日に限って、寒くなりましたね。北海道でマイナス36度以下になったとか。どのくらい寒いのか想像もつきません。私が体感した寒さは、せいぜいマイナス15度程度までだと思います。それでも風が吹いたりしたら、骨の髄まで凍える感じですものねぇ。あまり冷たいと顔の筋肉が動かなくなって、口がきけなくなったりします。
 
そんな寒さの中、報道番組はなんだかお相撲さんの話ばかり(笑)　私は相撲にはまったく興味がないので、何の大騒ぎか……といった感じです。なんで、ガッツポーズしちゃいけないの？　なんで審判に抗議しちゃいけないの？　「品格」とかおっしゃってる方も、あまり上品とは思えないけど……。
 
と、ぼんやり考えていて、「そうか、相撲はスポーツじゃないんだ！」と思い当たりました。力士はアスリートじゃないのね。だから、ガッツポーズなんて下品なことはしてはいけないと(笑)
 
私たち下品なアスリートは、週末にスキー大会を控えています。今日まで、準備で翻弄され、2キロも痩せてしまった＜ガッツポーズ！(^_^;)　まあ、こういう痩せ方は、すぐにもとに戻る上に、リバウンドが怖いのですが。そんなわけで、明日から、信州木島平に出かけます。前回のスキーで事故ったため、今回はほとんどスキーをはかない役員さん(-_-;)　そろそろ私もスキーは引退の潮時のようです。
 

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小さい頃は、我が家でも｢豆まき｣をやっていました。父親が外にいるうちに豆をまくと、父親を鬼にしてしまうからと、帰宅するのを待って、雨戸を開け、庭に向って大きな声で｢鬼は外っ！｣と叫んだものです。いま考えれば、近所迷惑な話です(笑)　そして、年の数だけ豆を食べると、その年、健康でいられると。
 
この風習をやめてしまったのは、いつ頃だったでしょうか。サンタクロースが良心だったと気づいたのと同じ頃なのでしょうかね。食べる豆の量が多くなりすぎて、食べきれなくなってから？(^_^;)
 
最近では｢恵方巻き｣というのが流行っているようですね。これは関西の風習？　我が家は17世紀頃から江戸・東京の住人らしいですけど、数年前までは聞いたこともありませんでした。年々、テレビでコマーシャルなども見かけるようになり、いまや全国区なのでしょうか？
 
バレンタインデーのチョコレート同じように、業界の陰謀？(笑)　であったとしても、この日を中心においしいチョコレートや珍しいチョコレートが出回るということで、愛の恋のと関係なくチョコレート好きには歓迎されているようですから、それはそれで楽しいイベントです。同様に、いろいろな種類の工夫された太巻きが食べられる日と思えば、｢恵方巻き｣ブームも歓迎すべきことかもしれませんね。
 

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朝は真っ白だった風景も、お昼過ぎにはもとの普通の街並みに戻りました。日陰の隅っこに、雪が降ったんだなぁというわずかな形跡を残すのみ。それでも、こんな小さな雪の上を伝わってくる風には冷たさを感じます。
 
スリップをして衝突をするなどの事故はあったようですが、公共機関は乱れなく運行されたようですね。天気予報通りだったので、準備をして待ち構えていたのでしょう。日本の鉄道はすごい実力ですね！　高速道路無料路線が発表されたようですが、みなさん、なるべく電車に乗りましょう！(笑)
 
とはいえ、大都市圏はこの無料化実験区域にはまったく含まれず、恩恵なし。まあ、いいですけど、休日1,000円は、はやくやめてほしいものです。みんな無理をするし、週末だけ道路が混雑するし、物流にはなんの恩恵もないし。有料でもいいから全体的に安くして、全日適用してほしいという声が多いようなんですけど。私の周りでは。
 

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夕方までは雨だったのに、夜が更けて窓の外をみると、かなりの雪が積もっています。天気予報が当たってましたね。長野では里に降る雪を「かみ雪」というそうで、春の兆しなのだそうです。もう少し、山のほうで降っていてくれてもいいのですが……(^_^;)
 
雪にめちゃくちゃ弱い東京の交通機関ですから、明日の朝は通勤通学の足に……という報道になるのではないでしょうかね。きっと、いまごろ鉄道会社は必至で線路を温めているのだろうなぁ。ご苦労さまでございます。こういうときは、公共のお仕事をしている方々は大変ですね。
 
窓から眺めていればいい暇人は、｢雪景色もいいもんだねぇ｣なんて、暢気なものです。スキー場などで見る雪とは、一味違った雪景色です。精神構造が犬とか子どもとかと変わらないので、ひょっとしたら、明日の朝は雪の中を転げまわっているかもしれません(^_^;)　いや、それは肩が危険……(-_-;)
 
せっかくきれいな景色なので、しばらく融けないでいてくれるとうれしいのですが、そうはいかないでしょう。短い雪景色だと思うので、存分に楽しみたいと思います。
 

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