だるま市
3月3日は深大寺のだるま市です。お正月に高崎からはじまって、関東では最後のだるま市となります。姉やんが遊びにきてくれたので、だるま市の偵察に行ってきました。平日だというのに、けっこうな人出です。だるまの「開眼所」には長い列ができていました。今週では唯一の晴れを予報された日だったからかもしれません。参道の露店にも多くの人々が群がり、なんかいろいろと買い食いをしていましたよ。私も負けずにジャンクフードに手をだしてしまいます(笑)
最近は赤ばかりではなく、さまざまな色のだるまが登場していますが、色ばかりではなく、「ヘンな顔〜!」というだるまも売られています。いや、だるまとは呼ばないでしょうね(笑) ご時世を反映してでしょうか、今年は招き猫の姿を多く見かけたような気がします。
明日、4日はかつては「植木市」と呼ばれていたようで、植木の売買もさかんです。深大寺の近くには、けっこう造園業が多いのですね。大昔は、この辺で植木を育てて、お江戸に売りに行ったりしていたのかもしれません。すぐ裏に神代植物園があるというばかりではなく、周囲には緑がたくさん残っている地域です。
深大寺といえば、「そば」でしょう。いつもは「いづみや」さんなのですが、ちょっと混雑しているように見えたので、浮気をして(笑)、別のおそば屋さんに入ってみました。大失敗! これは「そば」でしょうか? のびたそうめんとうどんの混合種のようなもので、味も香りもありゃしない。私はグルメではありませんが、はっきりいって、こんな超マズのそば(らしきもの)を食べたのは初めてでした。そばは別腹の私が残した……。
そのうえ、テーブルの上にはポットが置いてあり、普通、お茶かなと思うでしょう。それが、なんと、「そば湯」でした。しかも、それが「そば湯」だと、ひと言の案内もありません。なんだこりゃと、注いでみれば、うす〜い「そば湯」だったと(-_-;) これで「いづみや」さんより値段はうんと高いのですから! あぁ〜、浮気したバチがあたった〜(^_^;)
しかしまあ、初めて深大寺に来て、「深大寺そば」とはいかなるものかと食してみれば、こんなものが出てきちゃった方々は、「深大寺そば」とはこんなものかと思い、二度と手をださないでしょうねぇ。しかもお茶も出てこないで水だったことを付記しておきたい、っていう感じ。「青×屋」という店でした(笑) イチゲンさんだけを相手にしていれば、そんなこと「どーでもいい」のかもしれませんが、こりゃ〜、「深大寺そば」そのもののイメージダウンですよ! まあ、私はそば組合でもないし、別に深大寺に恩恵を受けているわけでもないので、どうでもいいといえば、いいのですが、あまりにもあまりなものを食べさせられ、ちょっとプンプンっという感じでした(^_^;)
ブックカバー
調布市でロケも行われたとかで、「ゲゲゲの女房」で調布市を売り込もうプロジェクトがあるようです。まあ、マイナーな市ですからねぇ(笑) 東京23区と接してる市は、多摩地区では「24区ぐらいのつもりでいる」とよく言われるそうですが、24区相当といえばやはり武蔵野市とか三鷹市とか? 調布市が接している世田谷区が四捨五入したら多摩地区っぽいところもあるし(^_^;)
で、「おもしろそうだから、その推進会議を見に行かない?」と誘われて、ちょっと偵察に行ってきました(笑) 結論からいえば、調布市を売り込むというよりは、いかに調布市でドラマの視聴率を伸ばすかというような内容で、つまらなかったです。そもそも朝の連ドラって見たことがないし……。正直に言えば、そんな時間に起きてないし(^_^;) じゃ〜、そんなところにノコノコ行くなよってことですね(笑)
その中で、ちょっとだけ興味をひかれたのが、ゲゲゲの鬼太郎をモチーフにしたオリジナルブックカバーを作っているという駅前の本屋さん。2種類のブックカバーを作っています。少しでもエコに協力しようと、いつもは本にカバーはかけてもらわない派なのですが、おもしろそうだったので、2冊の文庫本に1種類ずつカバーをかけてもらいました。こんな客は、本屋さんにとっては、カバーなんか作ったおかげでいつもよりコストがかかるという結果なのではないかと思いますが……(^_^;)
馬頭琴コンサート
馬頭琴の演奏というのを初めて聴きました。哀愁を含む、懐の深い音ですね。たった2本の弦でこんなに複雑な音が出せるのかなと思ったら、1本の弦には馬の尾毛が100本も束ねられているのだそうです。低音弦は100〜130本、高音弦は80〜100本、そして弓は150〜180本もの毛が束ねられているとか。楽器の棹の先端部分が馬の頭の形をしているため、馬頭琴と呼ばれるそうです。主にモンゴルや中国の内モンゴル自治区で使われている楽器。もともとはヤギやラクダなどの皮革を張っていたそうですが、皮革製だと雨が降ると音が出ないなどの不都合が起きるため、現在は木製の表板を用いるようになったとセーンジャーさんが教えてくれました。コンサートホールで聴くより、草原でも砂漠でも、広いところで夕日でも眺めているとき、遠いところから聴こえてきたらいいなぁと思う音色……。
「モンゴル至宝展」は、コンサートが始まる前に、ちょっと急ぎ足で見て歩きました。主に中国の内モンゴル自治区の展示です。日本でいえば弥生時代以前という頃から、たくさんの道具や個性的な装飾品が使われていました。中国の文明とは違った、ゆったりとした華やかさがあるように思います。住居や衣装も素敵です。一緒に行ったのは中国の専門家ですが、「モンゴルと中国の関係を強調して、まさしく中国の領土だと言いたいのよ」と言っていました(笑) いまや内モンゴル自治区の住人はほとんど漢人になってしまい、モンゴル人は少ないのだそうです。
10時25分にコンサート会場に駆け込んだので、終わりのほうをちょっと省きました。なので、浅草橋まで行ってマラソンランナーに手を振った後、もう一度、戻ってきて続きを。1回出ても、また入れてくれます(笑) 午後はかなり混雑していたので、朝一番の博物館というのもじっくり見るためにはいいのかも……。そう思っても、二度とやらないでしょうねぇ、こんなスケジュール。午前中が実に有効に使えます(^_^;)
東京マラソン
ところがあいにくの雨模様。長いリボンは水を吸ってぐっしょり濡れ、とても大きく振り回すわけにはいきません。沿道の見物も多いので、もともと振り回すことはできなかったかもしれませんが。浅草橋は、折り返し点のすぐ近くなので、行くランナーと折り返してくるランナーで、ランナーがうじゃ〜という感じ。ゼッケン番号がわかっていても、とてもじゃないけど、走っている姿を見つけ出すことはできません。
時間を見計らって、とりあえず、リボンを振っていると、ランナーのほうから見つけてくれて、声をかけてくれ、手を振って走り去っていきました。そうですよね。被り物をしたり、扮装をしているランナーならともかく、場所と時間を決めて、向こうに見つけてもらうしかありません。私も知り合いがひとり、ふたり走ることは聞いていたのですが、ゼッケン番号もわからず、しかも雨なのでランナーもほとんどカッパ姿だったりするので、まったく識別できませんでした。そりゃねぇ〜、3万人以上が走っているんだもの(^_^;)
今日は、雨の上、気温も低くて、ランナーも見物人も大変だったろうと思います。途中に設けられている仮設トイレの前で多くのランナーが並んでいました。いかにも寒そう! 早い時間にやむ予定だった雨は、レースが終わる頃には上がり、午後遅くには陽射しが戻ってきました。あと6時間ぐらい早く天気が変ってくれればよかったのに。しかしまぁ、みなさん、根性あります。私にはできない……(-_-;)
牡蠣の佃煮
広島の知人が牡蠣の佃煮を送ってくれました。牡蠣はフライトか、鍋などで食べてはいますが、佃煮というのは初めて。すごくおいしくて、食が進んでしまい、困るくらいです(^_^;) ご自分で作られたもので、ちょっと酢が効いていて、薄味であっさりしているのですが、牡蠣のうまみが凝縮されているような感じ。世の中には、私の知らないおいしいものがたくさんあるんだなぁと感激してしまいました。
昨年、マツダスタジアムに遊びに行ったときにもすっかりお世話になってしまった方ですが、本当にお料理上手。その前に広島に行ったときに持たせていただいたお弁当の味も思い出しました。おいしかった!
牡蠣の佃煮ばかりではなく、炒ったジャコもいただきました。レモンをかけてあっさりいただくといいと、レモンまで添えて。時間指定の宅配便で、食事の時間のちょっと前に到着するように送っていただき、本当にご配慮の行き届いた贈り物で、感謝感激です。一緒に入れていただいた広島菜は、私の大好物だとご存知だったのかしら?
日本は大きな国ではないけれど、地方、地方に本当においしいものがたくさんありますね。そして、そのおいしいものをお裾分けしてくださるやさしいお友だちがいるというのはありがたいことです。東京は消費の土地で、これといった名産品も思い浮かばず、お返しするに困ってしまい、結局はいただきっぱなし? 申し訳なく思いつつも箸は止りません(^_^;) また、今年も広島に行きたくなってしまいました。