スーパークールビズ
今日から6月。衣替えと言われても、なんだか肌寒い日が続いています。にもかかわらず、どうしても衣を替えなければならない方々もいるようで、なんだかお気の毒です。省エネ、省電力のための「スーパークールビズ」とやら。どうしても今日から薄着にしなくてはならないわけではなく、冷房が必要になるくらい暑くなってからでもよさそうなものだけど(笑) 私は、本日、長袖に上着を羽織って、帽子まで被って出かけましたけどね(^_^;)
これまで会社員や公務員の方は、「自主規制」みたいなもので、スーツ、ネクタイ、女性だったら「化粧ぐらいしなければならない」ということになっていたようですね。前から不思議に思っていたのですが、今日から「なんとかビズ」と決めるのではなくて、自由な格好をして働けばいいというふうにはならないんでしょうか? そうすると、「自由に」スーツになっちゃうってことなのかな。
私は学校の制服から解放されて以来、一貫して、いつでも、どこでもスーパークール&ウォームウエアで、好きな格好をしています。まっとうな社会人ではないという証拠かも(笑) それにつけても、着る物を入れ替えるのに、日にちを決めてというものヘンなものです。毎日、天気予報で、親切に気温や湿度、洗濯の是非まで教えてくれるのだから、自分で決めれば〜(笑)
「マイ・バック・ページ」
「マイバックページ」は70年代の全共闘運動を描いた映画らしいというので、そんな漠然とした感じをもって見に行きました。全共闘世代、いわゆる団塊の世代ですよね。観客は多くはなかったですが、やはりその世代の方々が多かったようです。って、そういう映画じゃなくても平日の昼間じゃ、リタイア世代が多いのは当然かも(笑)
戦後○年という言い方がありますが、そういう意味では全共闘運動が終焉して?40年ぐらいになるのですね。いまだにヘルメット被って、武装闘争を訴えている人々もいるにはいるとのことですが、年齢層は非常に高いとか。まあ、それはいいとして、その時代の若者を演じた俳優さんたちは、まだ生まれてなかったんだ!というくらい昔の話になってますねぇ。もう、歴史です(笑)
映画は正直なところ、まったくつまらなかった〜。何がおっしゃりたいのか、全然、わからなかったです。それは私が全共闘世代でもなく、ジャーナリストでもないからなのかなぁ〜。時代を感じるでもなく、つまらないどころか、なんとなく不快感が残り、見るんじゃなかった状態でした。
「スウィーニー・トッド」
幼なじみが「大竹しのぶを見たい!」といって、勝手にチケットを入手してきたので、つきあったという感じです。確かに大竹しのぶは、年を重ねるごとに迫力のある女優になっていくなぁ感があり、なかなか見ごたえがあります。が、お話がお話なので、なんかあまり楽しい気分にはなりませんでした。だいたい私は、ブロードウェイ・ミュージカルっていうのは、どちらかといえば好みではないかも(笑)
歌になっちゃうからセリフが聞き取りにくい……なーんて、初歩的な苦情を言っております(^_^;) それにしても、ミュージカルを見るなら、明るく、楽しい気分になって帰りたいという潜在的な期待が自分の中にあるようで、お話が不気味で暗いというのが、「いや、ちょっと……」の原因かもしれません。私の中では★1つぐらいでした(^_^;)
名物にうまいもの?
本店は「おかげ町」の五十鈴川沿いにあり、大きな店舗ではありませんが、やはり伝統を感じる渋い造り。餅を包んだ漉し餡についている3本の筋は、五十鈴川の流れを表現しているのだそうです。18世紀初頭、江戸時代に五十鈴川のほとりで販売されたのが始まりと言い伝えられています。あまり甘すぎないから好きという人と、あまり甘くないから好きじゃないという人に分かれることに気づきました。賞味期限が2日では「好き派」にはお届けできないので、今回はお土産はパス。私自身は、「あんこ」と聞いただけでパスです(笑)
伊勢の名物は赤福だけかと思ったら、「伊勢うどん」と「手ごね寿司」というのがありました。ものすごく軟らかく茹でたものすごく太いうどんをたまり醤油に鰹節やいりこ、昆布などの出汁を加えた濃厚なタレにからめていただきます。徹底的にコシがないというのが「うり」の一つだそうですが、私はコシの強さが「うり」の讃岐うどん派なので、「なんじゃこりゃ?」です(笑) 麺を茹でるのに1時間近くかけると聞きましたが、わざわざ時間をかけてふにゃふにゃにするなんて……もったいないと思ってしまったりして。
もう一つの「手ごね寿司」は、やはり濃厚な醤油を中心としたタレに漬け込んだ鰹や鮪などの赤身の魚を、寿司飯に乗せるというモノ。漁師が、忙しい鰹漁の合間の食事として、獲れた鰹を千切りにして醤油につけ、炊きたてのご飯に手で混ぜて食べたのが始まりといわれます。むかしは、ご飯と混ぜて、それこそ「手ごね」だったらしいのですが、いまは風情としては「鮪丼」のような。のっている鮪が刺身ではなく、味つきとうのが違いでしょうか。
えーじゃないか、えーじゃないか
伊勢神宮の鳥居の外は「おはらい町」。「えーじゃないか、えーじゃないか」の掛け声とともに江戸時代には年間200〜400万人もの人が押し寄せたという伊勢参り。おかげ参りは、60年周期で3回あったそうです。この年を「おかげ年」というそうな。奉公人などが主人に無断で、または子どもが親に無断で参詣したのが特徴。このため抜け参りとも呼ばれます。江戸からは片道15日間、東北からも、九州からも歩いて参拝したといいます。東北からは100日以上かかって参詣したとか。
この参詣客を集めた御師と呼ばれる人々が参道に屋根を連ね、お祓いや神楽でもてなしたことから、「おはらい町」と呼ばれるようになったといいます。いまでも風情のある木造建築が立ち並んでいて、町の中央には「おかげ横丁」も。伊勢特有の町並みである妻入の建物や蔵、桑名の洋館などを再現したり移築したりして、江戸時代末期から明治時代初期の門前町の町並みを再現した横丁で、いたるところに縁台が置かれ、紙芝居なども上演されていました。1993年(平成5)年にできたといいますから、まだ比較的、新しい観光スポットです。