ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2011/06/01  (水) 

スーパークールビズ

今日から6月。衣替えと言われても、なんだか肌寒い日が続いています。にもかかわらず、どうしても衣を替えなければならない方々もいるようで、なんだかお気の毒です。省エネ、省電力のための「スーパークールビズ」とやら。どうしても今日から薄着にしなくてはならないわけではなく、冷房が必要になるくらい暑くなってからでもよさそうなものだけど(笑) 私は、本日、長袖に上着を羽織って、帽子まで被って出かけましたけどね(^_^;)

 

これまで会社員や公務員の方は、「自主規制」みたいなもので、スーツ、ネクタイ、女性だったら「化粧ぐらいしなければならない」ということになっていたようですね。前から不思議に思っていたのですが、今日から「なんとかビズ」と決めるのではなくて、自由な格好をして働けばいいというふうにはならないんでしょうか? そうすると、「自由に」スーツになっちゃうってことなのかな。

 

私は学校の制服から解放されて以来、一貫して、いつでも、どこでもスーパークール&ウォームウエアで、好きな格好をしています。まっとうな社会人ではないという証拠かも(笑) それにつけても、着る物を入れ替えるのに、日にちを決めてというものヘンなものです。毎日、天気予報で、親切に気温や湿度、洗濯の是非まで教えてくれるのだから、自分で決めれば〜(笑)



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2011/05/31  (火) 

「マイ・バック・ページ」

世界では多くの人がデモをしたり、さまざまな手段を使って自分の考えを述べたりしているのに、日本人はおとなしいというのか、なんというのか。とくに学生をはじめとした若い人にエネルギーを感じません。日本でも60年、70年頃はたくさんの運動があって、大学生を中心に若い人が熱く語った時代もあったのに……。日本は「国として」老いたのかもしれないなぁ、なんて。
 
「マイバックページ」は70年代の全共闘運動を描いた映画らしいというので、そんな漠然とした感じをもって見に行きました。全共闘世代、いわゆる団塊の世代ですよね。観客は多くはなかったですが、やはりその世代の方々が多かったようです。って、そういう映画じゃなくても平日の昼間じゃ、リタイア世代が多いのは当然かも(笑)
 
戦後○年という言い方がありますが、そういう意味では全共闘運動が終焉して?40年ぐらいになるのですね。いまだにヘルメット被って、武装闘争を訴えている人々もいるにはいるとのことですが、年齢層は非常に高いとか。まあ、それはいいとして、その時代の若者を演じた俳優さんたちは、まだ生まれてなかったんだ!というくらい昔の話になってますねぇ。もう、歴史です(笑)
 
映画は正直なところ、まったくつまらなかった〜。何がおっしゃりたいのか、全然、わからなかったです。それは私が全共闘世代でもなく、ジャーナリストでもないからなのかなぁ〜。時代を感じるでもなく、つまらないどころか、なんとなく不快感が残り、見るんじゃなかった状態でした。
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2011/05/29  (日) 

「スウィーニー・トッド」

青山劇場にミュージカル「スウィーニー・トッド」を見に行ってきました。床屋のスウィーニー・トッドはイギリスの怪奇小説に登場する架空の連続殺人者で、剃刀で大勢の人の喉を掻っ切る人。市村正親が演じてます。共犯者役が大竹しのぶで、この人肉を料理して売ってしまうという怖〜いお話し。スウィーニー・トッドは完全に架空の人物というわけではなく、実在した可能性があるという説もあるそうです。切り裂きジャックとともに、イギリスってすごい犯罪者を輩出してますねぇ(-_-;)
 
幼なじみが「大竹しのぶを見たい!」といって、勝手にチケットを入手してきたので、つきあったという感じです。確かに大竹しのぶは、年を重ねるごとに迫力のある女優になっていくなぁ感があり、なかなか見ごたえがあります。が、お話がお話なので、なんかあまり楽しい気分にはなりませんでした。だいたい私は、ブロードウェイ・ミュージカルっていうのは、どちらかといえば好みではないかも(笑) 
 
歌になっちゃうからセリフが聞き取りにくい……なーんて、初歩的な苦情を言っております(^_^;) それにしても、ミュージカルを見るなら、明るく、楽しい気分になって帰りたいという潜在的な期待が自分の中にあるようで、お話が不気味で暗いというのが、「いや、ちょっと……」の原因かもしれません。私の中では★1つぐらいでした(^_^;)
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2011/05/27  (金) 

名物にうまいもの?

伊勢のお土産といえば赤福が定番ということになっております。消費期限・製造日艤装問題を起こしたことがありましたねぇ。もう3年以上前のことになりますが、いまは改善されているようです。赤福さんにとっては「はやく忘れてください」というところでしょう。みなさんはちゃんと忘れたか、忘れたふり、もしくは改善を信じて、お土産いっぱい買っていましたからご安心ください。それがあって、厳しく管理しているのもあるのでしょう、賞味期限は2日、最近は伊勢以外のところではなかなか売っていないようでもあります。そういう意味でも、お土産としての価値は上がっているのかもしれません。
 
本店は「おかげ町」の五十鈴川沿いにあり、大きな店舗ではありませんが、やはり伝統を感じる渋い造り。餅を包んだ漉し餡についている3本の筋は、五十鈴川の流れを表現しているのだそうです。18世紀初頭、江戸時代に五十鈴川のほとりで販売されたのが始まりと言い伝えられています。あまり甘すぎないから好きという人と、あまり甘くないから好きじゃないという人に分かれることに気づきました。賞味期限が2日では「好き派」にはお届けできないので、今回はお土産はパス。私自身は、「あんこ」と聞いただけでパスです(笑)
 
伊勢の名物は赤福だけかと思ったら、「伊勢うどん」と「手ごね寿司」というのがありました。ものすごく軟らかく茹でたものすごく太いうどんをたまり醤油に鰹節やいりこ、昆布などの出汁を加えた濃厚なタレにからめていただきます。徹底的にコシがないというのが「うり」の一つだそうですが、私はコシの強さが「うり」の讃岐うどん派なので、「なんじゃこりゃ?」です(笑) 麺を茹でるのに1時間近くかけると聞きましたが、わざわざ時間をかけてふにゃふにゃにするなんて……もったいないと思ってしまったりして。
 
もう一つの「手ごね寿司」は、やはり濃厚な醤油を中心としたタレに漬け込んだ鰹や鮪などの赤身の魚を、寿司飯に乗せるというモノ。漁師が、忙しい鰹漁の合間の食事として、獲れた鰹を千切りにして醤油につけ、炊きたてのご飯に手で混ぜて食べたのが始まりといわれます。むかしは、ご飯と混ぜて、それこそ「手ごね」だったらしいのですが、いまは風情としては「鮪丼」のような。のっている鮪が刺身ではなく、味つきとうのが違いでしょうか。
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2011/05/26  (木) 

えーじゃないか、えーじゃないか

勢神宮の鳥居の外は「おはらい町」。「えーじゃないか、えーじゃないか」の掛け声とともに江戸時代には年間200〜400万人もの人が押し寄せたという伊勢参り。おかげ参りは、60年周期で3回あったそうです。この年を「おかげ年」というそうな。奉公人などが主人に無断で、または子どもが親に無断で参詣したのが特徴。このため抜け参りとも呼ばれます。江戸からは片道15日間、東北からも、九州からも歩いて参拝したといいます。東北からは100日以上かかって参詣したとか。
 
この参詣客を集めた御師と呼ばれる人々が参道に屋根を連ね、お祓いや神楽でもてなしたことから、「おはらい町」と呼ばれるようになったといいます。いまでも風情のある木造建築が立ち並んでいて、町の中央には「おかげ横丁」も。伊勢特有の町並みである妻入の建物や蔵、桑名の洋館などを再現したり移築したりして、江戸時代末期から明治時代初期の門前町の町並みを再現した横丁で、いたるところに縁台が置かれ、紙芝居なども上演されていました。1993年(平成5)年にできたといいますから、まだ比較的、新しい観光スポットです。



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




伊勢神宮内宮
幼なじみネットワーク