ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2011/06/19  (日) 

傘が消えた……

天気がはっきりしないせいにしておきたいと思いますが、なんだかボーっとしていて、小さな失敗を繰り返しています。ふと気がつくとスリッパを履いていないので、「あら、どこへおいたかしら?」と探し回れば、トイレの前に並んでいたりします。ひとりで使用しているトイレだからいいようなものの、誰かと共有だったら、ずっと「使用中!」という感じです(-_-;)
 
雨がやんでいると持っている傘を、必ずといっていいほどどこかへ置き忘れてくるので、基本的に耐えられる雨なら傘をささずに濡れることにしています(笑) しかしながら、出がけにザーザー降っていたら、致し方がないので傘をさして出かけます。この雨が途中でやんでしまった場合、これが危険なのです。
 
数日前、そんな日がありました。自分の軽率さをわかっているので、雨がやんでしまった空の下、「傘、傘、傘……」とつぶやくように帰途についたのであります。駅前のテナントビルの中にある家電屋さんにちょっと立ち寄ったときは、「蛍の光」が流れる時間。焦って小さな買い物をし、帰ってきました。
 
翌朝、「あれ、傘……」。そうなのです。そのわずか5分の買い物で、傘を置いてきてしまった模様(-_-;) 今日、その家電屋さんに行って、「こんな傘、ありませんでしたか?」と聞いたら、見かけた店員さんがいるので、たぶん、ビルの遺失物管理室にあるのではないかとのこと。
 
遺失物管理室に聞いてみました。ありませんでした。はて、家電屋さんで見かけられたとしたら、それはもう閉店時。その後、傘はどこへ消えてしまったのでしょうか? 傘失くし名人の私は、普段はビニールの傘なのですが、そのときはたまたま布製の傘でした。そんなに上等なものではありませんが、5分で買った小物よりは高い(笑) 
 
財布や手帳やカード入れや、さまざまなものを落としたり置いてきたりすることが多い粗忽者ですが、不思議なことにみんな出てくる……。ありがたいことです(笑) なのに、なんで傘だけが消えるのでしょうね? 改めて、「ビニール傘以外は持たないぞ!」と心に誓ったのでした(^_^;)
 



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2011/06/18  (土) 

梅雨寒

よく降りますねぇ、しとしと。気温が上がらないのでむし暑いよりはマシという感じですが、上着を着て、傘をもっての外出はつい億劫になります。金曜日に傘を持って出かけ、帰りに電気屋さんで買い物をし……忘れてきたようです(-_-;) そこにしか立ち寄らなかったので、明日、聞きにいってみるつもり。どうせ降るなら、途中でやむな〜! と、傘忘れ名人は叫ぶのでした(笑) ほんと、一つのことをやると、すぐ別のことを忘れる……病気かもしれません(-_-;)
 
傘ぐらいですむ雨はいいですけど、南九州は大変なことになっていますね。知り合いに都城近くに実家のある人がいるのですが、「牛に豚に鶏に火山灰に、みんなやられた。今度は大雨……。南九州は何かにとりつかれているような」と嘆いていました。実家は高台にあるので、「土砂災害はないと思うけど……、高台ごと崩れちゃったらどうしよう?」と心配は尽きません。
 
自然災害も、人工災害も、なんだか来るところにはかたまって来るという感があります。いやいや天災に人災がついて来るというのか。来週もまた雨っぽい日々が続きそうです。なんだか夏を迎えるのが恐ろしくなってきます。節電の夏には、何が起ころうとしているのでしょうかねぇ。
 



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2011/06/16  (木) 

自然災害の世紀

20世紀は侵略戦争の世紀だったのかなぁと……。21世紀は宗教の世紀になるのかなぁと思っていたのですが、どうも自然災害の世紀ともいえそうな。まだ1割しか消化していないので、なんともいえませんが。まあ、21世紀が終わるまで生きるわけではないので、そんな評価はどうでもいいといえば、どうでもいいですけどね(笑)
 



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2011/06/15  (水) 

エコポイント

半信半疑というのか、本当にもらえるのかなぁ、と思っていたエコポイント。商品券で申請しておいたのですが、なんと、なんと、ちゃんといただきました(笑) 地デジ化した小型テレビと、ポイント半減になってからの冷蔵庫の分ですから、たいした金額にはなりませんが、なんだかボーナスもらった気分です。結局、大容量USBメモリーを買ってしまって、楽しみというよりは実用に振りましたが……(^_^;)
 
まだ、半分残っていて、お財布はお札が入っていないのに膨れてます。壊れたデジカメの修理代になるか、プリンタのインク代になるか……。いずれにしても、「楽しい買い物」ではなく、「実用的な買い物」に化けそう。ボーナスなんだから、もっとくだらないものを買って楽しめばいいのに、人間がみみっちぃ〜(笑)
 
知り合いで、ブランド牛肉に引き換えたという人がいました。「お金出しては、絶対、買わないと思うから……」と。そういえば、私も葬儀かなんかの引き出物がカタログだったときにそれをやったことがありました。店頭では恐くて買えない贅沢なものを、こんな機会にゲットするというのは、楽しい使い方なのではないでしょうかね?
 



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2011/06/13  (月) 

高齢者に生命保険を

銀行員が来てるなぁとは思っていたのです。80歳を超えたオババが、また、積立預金とか、定期預金を勧められて、その気になっちゃっているのだろうと。いまどき、金利なんかほとんどつかない積立だ、定期だって時代でもないだろうにと思いながら、オババのお金なんだから、「お好きにどうぞ」と、知らんぷりしていました。ところが、2回も、3回も来るので、「積立預金ぐらいには、回数が多いな」と思って、ちょっと離れたところで話を聞いてみました。
 
なんと! 生命保険を勧誘されているのです! ちょうどその日に契約ということだったようです。書類を読み上げながら、「これは先日、説明しましたね。ご理解いただいたら、このハイにチェックを」という会話が延々と……。オババのほうは、「えっ、ハイ。ここに印をつければいいんですね。ハイ」という感じで、次々にチェックマークをつけている模様です。ご理解って……、理解なんかしていませんよ、完全に!
 
10問ぐらい経過したところで、割って入りました。銀行員に「あなた、本当にこの人が理解してると思いますか? この様子を見て、本当にそう思いますか? 明日になったら忘れている可能性が高いと思いませんか?」と尋ねたら、「しっかりしていらっしゃるので……」とのこと。
 
その生命保険というのは、オババの虎の子ン百万円を一括して支払うもので、死んだら、または「余命数か月と医師の宣言が出たら」、支払われるというものです。配当金というのでしょうか、そのとき増えるのはわずか1%にも満ちません。なお、解約して全額が返還されるには9年以上かかります。つまり、死ぬか、90歳以上にならないと現金化はできないというシロモノです。もし、途中で入院するとか、施設に入るとかいう事態になり、解約したとしたら大損!というわけですね。
 
「高齢者のお金を動かすのに、なぜ、家族の同席を求めなかったのか?」と聞くと、「ご本人が大丈夫だとおっしゃるから」といいます。こんな保険をホイホイ契約するという時点で、判断力はまったく大丈夫じゃなないと思うのですがね。そして、「亡くなったあとに、お子さんやお孫さんに残してあげたいというお気持ちで……」と言います。
 
「そんなお金、残してもらいたくないし、これからの余生、自分の楽しみに使ってもらったほうがいいんだけど。それに楽しむためのお金としてはたくさんあるけど、残すお金としてはたいした金額ではないでしょう」と言うと、ひたすら「お子さんやお孫さんのためを思って……」と繰り返します。本当にたいした金額じゃないといえば、たいした金額じゃないのですが、葬式代くらいにはなります(-_-;)
 
そして、「亡くなった場合、本人名義の預金を下ろすのは、なかなか手続きに時間がかかり、面倒なことも多いので、こちらのほうが……」などと、今度は私を説得にかかる? では、その保険は、死んだら手続きも何もなく、翌日にでも払ってくれるのでしょうかね? と、聞きはしませんでしたが、死亡時にいろいろな手続きが面倒なのはどれも一緒じゃないですかねぇ。そんな手口には、ひっかかりませんよー(笑)
 
とりあえず、「ひとまず、契約する前にもう一度、ゆっくり相談させていただきたい」と申し入れると、「では、このお話はなかったことに……」と、そそくさと帰って行きました。「これからは、大きなお金を動かすときは、必ず家族の同席を求めます」と言って、帰ってもらいました。以後、まったく連絡はありません。駅前に大きな店舗を構える立派な銀行です。やってることは詐欺とまではいいませんが、悪徳商法という感じです。高齢者を言いくるめて……という感じ。
 
腹立たしい思いがあったので、「国民生活センター」に問い合わせてみました。こういう商法を規制することかできないのかと。すると、「高齢者といえども成人なので、契約をする自由は有しており、外から法律で規制することはできない」とのこと。とはいえ、同様の訴えは多く寄せられていて、とくに独居の高齢者は、気づいて止めに入る人もいないため、かなり問題になってはいるそうです。
 
しかも、この虎の子というのは、もともとその銀行の人に勧められて投資信託にしてあるもので、すでにかなりなマイナスを出しているのです。私のお金じゃないし、残してもらうつもりもないのだから、損をしようと何をしようと、どうでもいいといえば、どうでもいいのですが、相手が取り澄ました銀行だけに、高齢者を食い物にするような商売に腹立たしさを感じます。いま、一番お金を持っているのは高齢者だったりします。そして、景気回復のためにも「使ってくれよー!」とみんな、言ってるじゃありませんか(笑) 
 
近々、この銀行の口座はすべて解約しようと思っていますが、国民生活センターの方に伺うと「どの銀行でも同じではないでしょうか」とのこおと。ま、金利が安くても、ある意味目減りしたとしても、額面がマイナスにはならない定期預金かなんかにしておいたほうが、まだマシですね。
 



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舞台の録画
節電の夏