ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2017/07/08  (土) 

ラベンダー

ご近所の農家の奥様が主催する「ハーブの会」というプチイベントのお誘いを受け、ラベンダー・スティックの作り方講座に参加させていただきました。正式名称はスティックではなくて、なんちゃらと言うそうですが、日本では一般的にスティックで通っているみたいです。何をやるかも知らず、ただホイホイと行ってしまったのですが、ラベンダーの花を内側に包み込んで、リボンで縛るという香りを楽しむアイテムでした。
 
しかし! 私は「超」のつく不器用者。手芸的なこととは、いっさい無縁の人生を送ってまいりましたゆえ……。行ってみて、材料を渡され、アタフタしたのでありました。教えられた通りに必死でリボンを巻いて、時間はかかりましたが、なんとか完成。ほのかに香りが漂い、かなり長持ちするみたいです。花が中に閉じ込められているので、ドライフラワーにするより、散り花に悩ませられることもありません(ラベンダーの散り花は、虫みたいに見えるので)。さっそく玄関に置いてみました。外から帰ってくると、一瞬ですが、香りを感じます。
 
我が家のある辺りは、もはや生産緑地は風前の灯なのですが、2、3軒、頑張って農業をしている家があります。そして、その1軒が、件のお宅で、農地の周りにぐるっとラベンダーを植え、お庭にはその他、たくさんのハーブを育てています。「ハーブの会」では、何種類かのハーブで作った、ハーブティーもご馳走になりました。なんだか優雅な気分。忙しない日常を送っていると、こんな世界もあったんだなぁと再認識させられたり、します。
 



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