ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2018/04/14  (土) 

春の味

ご近所の方から、朝掘りのたけのこをいただきました。千葉の実家へ行って、掘ってきたとか。皮をむいて茹でて持ってきてくださったので、あとは調理するばかりです。感謝感激。しかも、たけのこご飯にする分として、油揚げと一緒に煮たたけのこと、ご飯を炊くときのだし汁をワンセットにしたものも。この奥さま、とても料理上手なので、味までお任せのたけのこご飯は本当においしかったです。まるまる茹でたやわらかいたけのこはまず定番の若竹煮を作りました。たけのこと若布を切って煮るだけなので、私でも作れます(^_^;; かなり多量に作ったのですが、ペロリ!(笑)
 
もう一回分ぐらいのたけのこを、さてどうしようかと思ったら、おやおや、庭に自生している蕗がはびこっているではありませんか(笑) 今年は、どうやら降水量が少ないようで、育ち方はイマイチ。でも、細いほうが柔らかいし……というわけで、蕗の摘み取りを始めました。かがんでハサミで根元をパチン。最後には、腰が痛い! 山になった蕗から、葉を切り取り、茎だけにして、図ってみたら、ちょうど1キロぐらいありました。葉も、佃煮にするとか、蕗味噌を作るとか、食べ方はいろいろありましょうが、けっこう量があるので、今回はごめんなさい、です。葉脈、なかなか手ごわいですしね(笑)
 
摘み取った蕗をちょっと塩でこすって、さっと茹でて灰汁をとり、たけのこと南関揚げと一緒に煮てみました。それぞれの味を楽しみたいので、出汁と塩味だけ。一回さまして味をしみこませようという魂胆ですが、さっぱりとした仕上がりで、これもペロリいけそうです(笑) あとはどうやって食べようかなぁ。春の味覚を楽しむのも、なかなか忙しいもので(^_^;; もうすぐ山ウドとアスパラガスも到来するころ。春は、山の幸!

     



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今度は、山うど!