ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2008/11/03  (月) 文化の日

箱根大名行列

雨ニモ負ズ風邪ニモ負ズ、箱根大名行列を見に行ってきました。雨は降っていませんでしたが、どんよりとした空で、なんとなく生暖かいような風が強かった文化の日の箱根。今年で55回目を迎えるという恒例行事です。余談ですが、箱根登山鉄道は今年で120周年だそうですね。1888(明治21)年創業! こっちのほうがすごいのではないかと思ったりしました。
 
それにしても大混雑。私にしてはちょー早起きで出かけて行ったつもりですが、小田急線のロマンスカーは満席でした。しかたがないので、普通の急行に揺られて箱根湯本へ。ちゃんと午前中に着いたのに、沿道はけっこうな人の波です。駅は、人間が歩くだけでも交通規制が行われるという案内が叫ばれています。

 

駅前で地図を貰って、すでに出発している行列を前から迎え撃とうと出発。途中でおいしそうな豚汁とおにぎりを売っている屋台に出会い、そこでみごとに撃沈されました(笑) 肌寒い中での豚汁は本当にうれしいものです。やっと箸を置いて前進すると、行列はすでに昼休みに入っていました(^_^;)
 
 休憩を終えて行列が出てくるのを待って、見物人がそろそろ座り込みを開始しています。三列目ぐらいにスペースを確保して、待つこと1時間。前座じゃないですが、よさこい踊りと太鼓を披露していただきました。そして、ついに「下にー 下にー」と大きな掛け声が聞こえてきます。わくわくしていると、その声は広報車のスピーカー(笑) これはちょっと……、いかがなものでしょうか(笑)
 
まず登場したのは、火縄銃の操作方法を保存するために発足したという「小田原北条鉄砲衆」。火縄銃の実演をしてくれたのですが、これがけっこうすごい音で、最初の一発は本当に飛び上がりそうになりました。かなり迫力があります。
 
続いて、露払いを先頭に、六尺、挟み箱、毛槍を持った奴さんの登場。歩き方が独特でおもしろいですね。挟み箱と毛槍を空中に投げて相手が受け取るのはすべてのタイミングが合っていて、見ごたえがあります。拍手がわきました。そして弓隊、鉄砲隊、徒士隊と続き、お小姓と大名の駕籠とそれを守る家老たち、奥女中、長持などがやってきます。正直にいうともっと会津祭りのような長い行列を予想していたので、ちょっとあっけなかったですが。
 
江戸時代、大名行列のお供の数や規模は、各大名の領地の石高によって決められていたそうです。この箱根大名行列は、小田原藩11万3000石の格式にならっているとか。まあ、加賀百万石とか篤姫のふるさとの90万石とかに比べれば大藩ではありませんから、こんなものなのかもしれません。
  

行列の末には、地元の小学生や立教大学、在日米陸軍軍楽隊などのマーチングバンドが続いています。そして、最後を飾るのは箱根湯本温泉郷の芸妓さんたちが踊る「ヨッシャ踊り」もパレードします。

  
 パレードが行っちゃっても道がふさがれているので身動きが取れません。パレードとは逆方向に歩いて駅を目指すと旧街道の石畳の坂道に出会いました。箱根の紅葉はまだもう少し先という感じでしたが、古の人々がきっと速足に通り過ぎたに違いないと思われる石畳を踏んでの散策も楽しいものでした。
 
駅に着いたら相変わらず行く人と帰る人でごった返しています。箱根に電車で行ったのは実は初めてで、箱根登山鉄道にも乗ってみようと思っていたのですが、あまりの人の多さにしっぽを巻いて、そのまま帰ってきてしまったのであります。
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2008/11/02  (日) 

風邪ひいたかも

今日は鏡池の話題を書こうと思っていたのですが、くしゃみがとまりません。風邪ひいちゃたかも(-_-;) 165歳にもなると、風邪だって命取りですから。そのうえ、酔っ払っているという現象もあります(^_^;)
 
今日は幼なじみの面々とわーわー過ごしたのでした。天保13年生まれの幼なじみってすごいでしょ? みんな超人ですね(笑) 私以外は、みんな昭和生まれらしいです。
 
はやめのパブロン飲んで、さっさと寝たほうがよさそうですね。
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2008/11/01  (土) 

ザ・ほうれん草

知らない土地へ行ったとき、そこに住んでいる人に案内していただくと、思わぬ喜びに出会うことがあります。今回の新蕎麦ツアーで、「あれ、どこへいくの?」という感じで連れて行ってもらったのが信濃町の小林農園さんでした。夕暮れが近づいて、かなり寒くなってきた頃、もう店じまい寸前の小林さんのお店に滑り込み。

白菜やキャベツ、色とりどりの大根、トマト、山のキノコ、どれも新鮮で元気いっぱい。中でも出会えていちばん嬉しかったのは、小林さんが5年がかりで改良したというほうれん草です。スーパーマーケットで売っているほうれん草に比べると根も葉も大きく、しゃきっとしています。小林さんが持ち上げた分で、1束2株ですよ! そして、これが100円! ポパイ派の私はほうれん草が大好きなので、そして、ほうれん草は冷凍保存もできるので、2束を買ってきました。
  
家に帰って、もう食事の時間は終わっているにもかかわらず、まず大きな鍋にお湯を沸かし、さっと茹でておひたしにしてみました。つまみ食いみたいなものです。うん、おいしい! なんというのかな、しっかり「ほうれん草」の味なのです。ただの葉物ではないという感じ。さすがは5年もかけて改良したという味わいです。
 
大根もやわらかくて、みずみずしくて、大きいのでも120円ですよ!(笑) そして、その大根を煮て、お客さんにふるまってくれます。お鍋から好きなだけいただいていいんですって。あまりにおいしいので、奥さんに「出汁はなんですか?」と根掘り葉掘り(^_^;) 煮干の出汁だそうです。家には煮干がなかったので、昆布と鰹節と干ししいたけで似てみました。家でもやわらかくておいしい大根の煮物が完成。
 
大根は普通の白い大根のほかに、赤い色のもの、緑色のもの、辛み大根を求めました。赤いのは漬物に、緑色はおろしにして食べました。辛み大根は、これから蕎麦を茹でて薬味に使おうと思っています。白菜やシメジなど、山のように野菜を買ってしまったので、いま我が家の冷蔵庫の野菜室はラッシュ状態。はみ出たものが新聞紙に包まれて台所に転がっています(^_^;)
  
さて、次は何を作りましょうか? 一緒に行った友だちは、私の3倍ぐらい野菜を集めたようで、彼女の家の冷蔵庫は大丈夫なのだろうかと……(笑) 寒くなってきているので、新聞紙に包んで転がしておいてもいいものも多いので、ま、大丈夫なのでしょう。
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2008/10/31  (金) 

信州新蕎麦ツアー信濃町「たかさわ」

恒例の新蕎麦ツアーは、メンバーの幼なじみで信濃町に住んでいる人がいつも案内を買って出てくれます。やっぱり現地の情報は地元の人に聞くに限るというわけで、私たちは下調べも何もせず、ちゃっかりご好意に甘えてしまっているわけです(^_^;)
 
今回、連れて行ってくださったのは信濃町の「たかさわ」という店。こちらも香り高い新蕎麦で、歯ごたえも喉越しも文句なし! 戸隠とは盛り付けがちょっと違うのですね。山を降りただけなのに。箸安めに出してくださったシメジの煮物も、山菜やキノコ、山の野菜の天ぷらも本当においしゅうございました。それほどお腹が空いているわけでもないのに、まさに別腹(笑)
 
裏庭から見下ろした谷あいの集落の風景も印象深く、美しいものでしたが、見下ろす辺りはもう新潟県なのだそうです。紅葉の始まっている木々と立ちこめた雲、合間から見える民家の屋根の鮮やかな色が見事なコントラストを見せていました。
 
このあたりのお蕎麦屋さんが集まって、スタンプラリーを実施しているそうです。スタンプを押す台紙をいただきました。順番にいってスタンプを集める……、そういう連続性にひかれるタイプでして(笑) この台紙は来年まで有効ということなので、全8軒、行ってみたくなりました。来年の秋は、お蕎麦の梯子に拍車がかかりそうです(^_^;)
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




2008/10/30  (木) 

自転車ギコギコ

家ではめったに乗らない自転車をNu-Faceさんに運ぶことにしました。しかし、自転車って便利なんだけど、遠くへ運ぶのはけっこう大変。4ドアのクルマなら積めないこともないですが、この際、「乗ってちゃおー!」ということにしました。そんな話が出たのは真夏でしたが、さすがに炎天下は……。というわけで、涼しくなってきた本日、決行ということに相成りました。クルマの道は頭に入っているのですが、自転車となると……。いくつかの坂道が頭をよぎりましたが、道も所要時間も検討がつきません。「ままよ」とこぎだしました。

 

まずは甲州街道へ。幸いなこと歩道は自転車通行可なので、この道で都心をめざします。最初の難関は、つつじヶ丘からキューピーマヨネーズの工場のある辺り。この難所(笑)を越えると環八までは比較的平坦。クルマなら信号を見て、ブレーキをかけるあたりのGSから、まだまだ……。信号までが自転車だとなんと長いこと。やっぱり自分で動く車と、自分で転がす車ではかなり能力差があるようです。すごいなぁ、自動車の発明って。
 
クルマで走っているとまったく気がつきませんが、東京の道路はけっこう起伏があります。クルマででもわかるような坂道は自転車から降りて、押して歩けばいいと思っていましたが、普段は気がつかないような、斜度でいえば2%前後の長い、だらだらした勾配はホントに勘弁してくださいって感じですね。そういうのがけっこうあります。私の自転車走行は、クルマと違って低燃費だけどビュンビュン系ではありません(笑) 近所に買い物に行くのと同じような走り方でフラフラと信仰していきます。30分程で、普段あまり使っていない大腿四頭筋に乳酸がたまってくるのを自覚(-_-;)
 
環八から環七まで、確か高井戸のところで左からの合流があるはず。クルマならそのまま合流すればいいけど、自転車だときっと信号を何回も渡ることになるなと思い、道を渡って右の歩道に。自転車通行可の歩道の場合、右側の歩道を自転車が走るのもOKなのかなぁ。まあ、いいや。このあたりで早くも家を出て1時間が経過。「こんなこと、するんじゃなかった……」と、帰りたくなってくるけど……。ここでUターンしても、どうせまた1時間は走らなきゃならないし……。ま、上りはないけど(笑) めげそうになっているとケータイメールの音が。偶然、2通いっぺんに入ってきて、「返事を書く」という名目で休憩(笑) 差出人たちに事情を話すと、一方からは「ばっかじゃない?」と(-_-;) もう一方が「ご武運を祈る」系だったので、ちょっと励まされて再スタート。
 
環七までたどり着き、横断歩道を渡って井の頭通りを目指すと、道が右にけっこう大きくカーブしているではありませんか。クルマのときはまったく気にならなかったものが、自転車だと「距離が増える!」という気分に。そこまで行かずに左に曲がり、未知の住宅街に突入。玉川上水の緑に出会って、ちょっとサイクリング気分になり、とりあえず右に曲がればどこかで井の頭通りにでるだろうと楽観的になりました。が、右に行く道がなかなか出てこない! イケメンのヤマト運輸のおにいさんを見つけ、聞いたら、丁寧に教えてくれました(^_^;)
 
右に行くべき角に都会のオアシス、コンビニを発見。朝から何も食べていないのはいいのですが、水分を補給しないのはやっぱりまずいのではないかと思い立ち、ここで水を購入。広い道をまっすぐ行くと、井の頭通りにでました。目の前に東京ジャーミーがあるではありませんか。一度、行ってみたいなぁと思っていた場所を写真に撮り、しばし休憩(笑) 

 

ここは代々木上原の駅近く。まっすぐ行くと富ヶ谷。走り出すと「上」原から富ヶ「谷」に行くのに上り! なんでぇ〜? 降りて押すハメに。横をロードバイクのような自転車がスイスイ走っていきます。こっちはママチャリですから(-_-;) 上原商店街を越えると、やっぱり下りになっていました。広い歩道に色づいた街路樹、自転車も自分で転がってくれますから、気持ちよく走れます。
 
富ヶ谷の交差点は、タコ足のような歩道橋がついていますが、自転車で上れる道はなく、ここで立ち往生。横断歩道はありません。仕方がないので山手通りをちょっと新宿方面にもどり、横断歩道を発見して渡り、また富ヶ谷へ。この先は上りの坂道が待っている……。オリンピック道路の坂道を押して上がると、ここから原宿までは代々木公園の脇を木漏れ日を浴びて走るような気持ちのいい道になります。
 
原宿から青山通りまで、いわゆる表参道を走……れない! やや下りの走りやすそうな道なのに、とにかく歩いている人がいっぱいで、走れば誰かにぶつかるのは確実! 平日なのに〜。仕方がないので、華やかな表参道をオンボロのママチャリを引っ張って歩くことになりました。
 
青山通りを越えると、また未知の世界。自動車だと墓地からトンネルを抜けてすぐなのですが、自転車ではこのトンネルが通れません。しかたがないので、あてずっぽうに西麻布の街をギコギコ。大使館や領事館が佃煮になっているような地域なので、警備の制服組がいっぱいいます。「警視庁」ってたすきをかけている人に道を聞いてみました。「東京タワーのほうへは……」、「警備で来ているので、まったくわかりません」。あらら、この辺の方ではない模様。次にであった制服さんに「この辺の地理はわかりますか?」と聞いたら、「まったく……」とのこと。あきらめましたけど、それで警備は大丈夫なんでしょうかね?
 
だいぶ遠回りはしているなという自覚はありつつ、交番を見つけ、ここで伺いました。さすがは交番。よくご存知でした。教えられた道を下ると仙台坂に。けっこう急な坂道で、下りでよかったのだけれど、下りでも自転車を引いて歩くようでした。自転車の技術にはまったく自信がないので(-_-;)
 
ようやくNu-Faceさんに到着! 家を出てから3時間半! よく頑張りましたね(笑) 途中でメールを入れたとき、「マジかよ!」と返事をくれたNu-Faceさんでありましたが(-_-;)、ご褒美に「魚冶」鮨の太巻きをいっぱいくださいました。おいしかった〜。卵はもちろん、ふっくらしいたけ、着色なんかしてないでんぶ、あら、イクラも入ってる! 自転車100台ぐらい運んでもいいぞと思ったぐらいです(笑) しかし、やっぱり疲れた〜! 
 



縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!
縁起物のお買い物なら縁起堂本舗へ 送料無料&最大3割引!

上に戻る




信州新蕎麦ツアー戸隠「よつかど」
赤い大根のその後