ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2009/11/18  (水) 

ステンドグラス体験

今日は、ステンドグラスを製作するおなじみの「みきデザイン工房」におじゃましました。京都から遊びに来た友人がステンドグラスに挑戦しているというので、私はほんの見学のつもりで。ところが、「ぜひ体験を!」と、マグネット作りを用意していだいていて……。不器用が服を着て歩いているような私は、「わしは、こんなところに来とうはなかった〜」などと叫んだのですが、お言葉に甘えて作らせていただくことにしました(^_^;)
 
以前にガラスランドで見せていただいて、「きれい!」と見とれた、金太郎飴状(笑)のボタンのようなガラスを、ガラス板の上に並べて、さらに透明なガラスを重ね、800度ぐらいで焼いて熔かし、マグネットに加工するというもの。ステンドグラスというより、もっともっと初歩のガラス工芸です。
 

シロウトでもできると言われたのですが、ピンセットで小さなガラスを並べていくのは、不器用人間にとってはなかなか……。第一、色彩センスのカケラもないんだから、困っちゃいますよね(笑) とりあえず、地味に並べてみました。けっこう、小さいボタンをちまちまっと並べたのですが、ステンドの先生は「大きいのをドカドカッと並べるタイプだと思ったのに……」と。私はそんな大胆素敵ではありません(^_^;) けっこう長い付き合いになりますが、わかってないなぁ〜、この繊細な性格を(笑)
 
京都の友人は、ちゃんとガラスを切って、銅のテープを巻いて、ハンダ付けをするという、ちゃんとステンドグラス体験。これは一日では完了しないので、二日がかりだそうです。いろいろなアールのガラスの切り口に銅テープをきちんと巻いていくのもなかなか大変なようで、けっこう苦心している模様でした。ハンダ付けも一筋縄でいかない感じ。銅のテープって……、きっと専門用語があるんですよね(^_^;)
 
手先の作業にはまったくご縁のない私でも、やり始めるとけっこうおもしろくなります。うまくいくかどうかは別の問題として、何か形ができていくというのは、楽しいものです。マグネットは焼きあがるのに一日かかるそうなので、完成品を見られるのは後日。ぜったい満足のいくものができているはずはないので、もう一つ作ってみたいなんて思うかも。そういうことから、ハマっていくのでしょうねぇ、こういう世界。今回は白ベースで作ったので、次回は……(^_^;)
 



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2009/11/17  (火) 

黒姫童話館

新蕎麦ツアーといえどもお蕎麦ばかり食べているわけにはいけないので、間にちょっとお茶がはさまります。今年は、「黒姫童話館」のティールームに案内していただきました。1991年にオープンした世界の童話をテーマとする文学館です。 「はてしない物語」や「モモ」の作者、ミヒャエル・エンデの2000点を超える作品資料が本人から寄贈されているほか、松谷みよ子の作品などが展示されています。
 
ティールームから見える庭には、黒姫を愛した作家いわさきちひろがアトリエとして使っていた黒姫山荘が移築されていて、いわさきちひろの暮らしと作家活動の一端を垣間見ることができます。
 
童話館の前には、冬になればゲレンデになる黒姫高原の景色が広がっています。あいにく天候が悪く、頂上付近に霧がかかって、山は全容を見せてはくれませんでしたが、どことなくヨーロッパ風で幻想的な風景です。童話館のエントランスでは、たくさんの木彫りの動物たちが出迎えてくれます。どれもユーモラスな表情をしていますが、私は入口の見張り番のようなたぬきが気に入りました(笑)
 
童話館の横には「童話の森ギャラリー」もあります。こちらは主に信濃町にゆかりのある画家や作家の作品を展示している美術館。どちらも建物自体がおしゃれで、風景によく溶け込んでいます。お天気がよければ、庭でぼんやりすごすのもよさそうですね。
 

ひとり旅らしい若い女性がそぞろ歩いていました。きっとロマンチストなのでしょう。そういう風情が似合う場所だなぁ〜と思います。売店で売っている絵本やカード、しおりなどもなかなか人気があるようです。

 



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2009/11/16  (月) 

小林農園

戸隠高原に上がって、鏡池に行くのも恒例となってしまったようです。昨年は雨で寒くて、寒くて景色どころじゃないという感じでしたが、今年は曇天ながら暖かい鏡池になりました。が、紅葉はとっくに終わっていて、もう雪を待つばかり。朝は雨模様だったのですが、ちょっとサービスに青空を出してくれたのですが、風が強くて湖面にはさざ波が立ち、まったく鏡にはなりません。絵にかいたような紅葉を映し出す鏡にお目にかかるには、何年も通い詰めなければならないのでしょう。
 
鏡池にはご挨拶しただけで、そそくさと黒姫側に下りました。目的地は去年、案内してもらった小林農園さん。ほうれん草がすごくおいしかったので、今年もぜひ買って帰りたいと思っていました。去年より2週間以上遅い訪問なので、ひょっとしたらもう閉めてしまったかもしれないと心配していましたが、やはり今年は暖かいようで、まだまだたくさんの野菜が並べられていました。
 
今年も赤い大根、緑の大根、白い大根……あ、これは普通の大根ですね(^_^;) たくさんの大根と目当てのほうれん草を山のように買い込みました。冷凍しておいてもいいしと思っていたのですが、帰ってきたら、近所に所帯を構えている妹という名の略奪者に半分は持っていかれました。シメジも大根も、みんな半分は強奪されました。悪魔!(笑) 食べ盛りのオスのガキが2匹もいるんじゃしょうがないか……。来年は、それも計算してもっとたくさん買って帰らなければ!
 



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2009/11/15  (日) 

たかさわ

新蕎麦ツアー、2軒目のお店は、昨年も行った「たかさわ」です。昨年、すごくおいしかったという記憶があるというので、再び訪ねることにしました。おいしかったのですが、「去年とちょっと違う気がする……」と連れたちは言います。食べる側の体調とか、お腹いっぱい具合とかも影響するかもしれません。それに、「去年、すごくおいしかった!」という記憶が、1年かけて熟成し、増長して、期待度が高くなりすぎているということもあるかもしれませんね。
 
本当に味が違っていたとすれば、蕎麦の味の違いはどこからくるのでしょうか。蕎麦粉の違い? 打ち手の違い? 気温の違い? 水温の違い? そばつゆだって、出汁のとり方、材料の質でだって変ってくるかもしれません。私は微妙なことにはこだわらない体質なので、十分、おいしくいただきました(笑)
 

ここでは限定で十割蕎麦も扱っています。まだ一人前ぐらいはできるというので、一つだけ頼んでみました。二八よりは、ちょっとコシが強い感じでしょうか。私は、十割にはちょっとぽそっとした感じを受けるので、二八のほうが好きです。今年はひめたけのこの天ぷらも頼んでみました。これはさくっとしていて柔らかく、おいしいたけのこでした。なぜかお蕎麦に天ぷらって合いますね。
 
繰り返し同じお店を訪ねるのも楽しいし、行ったことのないお店に飛び込むのも楽しい蕎麦ツアー。今年は2軒しか行かれませんでした。“しか”って、半日ぐらいで、いったいどれだけ食べれば気がすむんだ!という感じです(笑) 予定は3食でした。届かず残念(^_^;) 
 



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2009/11/14  (土) 

大久保西の茶屋

友人たちと出かける“信州新蕎麦ツアー”、今年で何年目になるでしょうか。すっかり恒例行事となってしまいました。今年は、戸隠高原の入口、「大久保西の茶屋」に立ち寄ってみました。ここは、数年前まで、けっこう頻繁にスキー場通いをしていた頃にはよく寄った店だったのですが、最近はずっとご無沙汰でした。隣に「大久保の茶屋」という店があって、そっちのほうが本店っぽい感じなのですが、なぜかそちらには入ったことがありません。駐車場もそっちのほうが広いのになぜ?(笑)
 
入口を入ってすぐの部屋に、今年の蕎麦粉の袋が山積みになっていました。このお蕎麦屋さんは自分のところで蕎麦畑をもっているということですが、それだけでは足りないので他からも仕入れているとのこと。片目だけ墨の入っただるまさんと一緒に積んである蕎麦粉の袋はほとんどは大町から来たもの、少しだけ群馬県産の袋が混じっていました。いずれにしても「国産だよ〜!」というアピールなのでしょうか(^_^;)
 

お蕎麦の味は、まあ、この辺り的な意味で普通。他の店に比べると、ちょっと量が多いかなとという感じです。お蕎麦が出てくる前に、野菜の煮たものなどを待ち時間を堪える用(笑)に出してくれます。今日はカレー味だったそうです。だったそうですというのは、苦手なタマネギがたくさん入っていたため、私はご遠慮申し上げてしまったもので(^_^;) お蕎麦のほかに小鉢もついてきます。野菜や豆など、これも地産のもののようです。
 
写真を撮っていたら、お店の方が「最近、お客さんがみなさん、写真を撮られるのですが、なぜですか?」と。「いや、その、ブログに……」「は? なにそれ?」というかみ合わない話になりました。最近はカメラつきケータイが普通になってきたので、とくにブログを書いていない人も写真を撮るのかもしれませんが、それにしてもブログ書いている人って、けっこう多いのでしょうね(笑)
 



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女滝、男滝
勤労に感謝