ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/08/30  (木) 

過去帳

ここのところ、いろいろな用事で何度かお寺さんを訪ねることになりました。いままでは、僧侶と会うのは葬儀や法事のときくらいで、せいぜいが頭を下げるくらいでろくに話はしたことがありませんでした。ところが、ちょっと複雑な話があり、過去帳なんかを見る機会を得ました。
 
過去帳というのは、その家の菩提寺に記録されている家系図のようなものです。普通、その家のお墓に入っている人たちの関係性がわかるだけですが、我が家の場合、枝分かれした家も同じ菩提寺だったりするのと、関係者で別の墓所に埋葬されている人も参考のため?書かれていたりするので、けっこう、いろいろな相関関係がわかっておもしろいものでした。
 
話に聞いていた頑固者の刀鍛冶のオヤジ(イメージです(^_^;)って、私の曾じいちゃんの弟だったんだ〜とか(笑) 会ったこともないのに、ときどき名前を聞いたことがあった人が四代前でつながっている人の子孫だったのね、とか。
 
ルーツを探る、っていうほどの家系ではないので、それ以上、調べてみようと思ったわけではありませんし、きっとすぐ忘れちゃうような人々だと思うのですが、ちょっとの間、明治時代や江戸時代に生きた人々の面影を垣間見た感じです。



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2007/08/29  (水) 

「キサラギ」

またまた久しぶりにモモタロウに手を引かれて、映画を見に行ってきました。「キサラギ」。ちょっと出遅れた感があって、もはやレイトショーでしかやっていなかったので、整理券をもらって、早ご飯を食べて、そこでビールなんか飲んじゃって、寝ちゃったらどうしよう〜などと言っていたのですが、心配は無用でした。
 
おもしろい! 笑って、笑って、笑って、笑って、ちょっと、せつない……みたいな。映画サイトの評判でも、おもしろくないといっていた人は2%ぐらいだったので、おもしろそうだなと思ってはいたのですが、やっぱりモモタロウご推薦の映画はいつも当たり! です。
 
ネタばれになるといけないのであまり言っちゃいけないでしょうが、ストーリーは1つ新しい話が出てくるとぐんぐん違う方向に展開し、それが二転三転四転する感じで寝ている暇はありません。まるで舞台のように、同一の場所で同一の人物が物語を紡いでいくのですが、どんどん状況が変わっていくので短時間でも眠ったりしたら後がわからなくなりま〜す、という感じです。
 
出演者は5人の男だけといっても過言ではありませんが、みなさん芸達者でいらっしゃいます。ユースケ・サンタマリア、いいなぁ。香川照之もいいなぁ。みんな、いいなぁ。モモタロウが次にどんな映画を探してきて、連れて行ってくれるか、楽しみです。



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2007/08/28  (火) 

友だちの輪

1ヵ月半ぶりぐらいに横浜スタジアムに行ってきました。ちょっと姿を隠している間に?また、お友だちの輪が広がってました。今度のうるさい!おにいちゃんは、アメリカ人だそうです(^_^;) これで、横浜スタジアム内野開放区(笑)は、うるさい選手の登板が3枚になり、うるさい、うるさい、うるさい! まるで外野のようです(-_-;)
 
横浜ベイスターズのようなファンの数に限りのあるチームは、しょっちゅう行っていると、しょっちゅう出会う人々がいて、顔見知りになり、お友だち化していきます。そして、友だちの友だちはみな友だちモードになり、住所も勤務先も家族構成も知らず、3月から10月までの期間限定仲よしグループ?ができてしまっていたり(笑)
 

某東Dなどと違って、シーズンシートもお安いので、リタイアしたシルバー世代がけっこういます。老ご夫妻が仲よく毎試合、やってきたりもします。そういう人々を中心に友だちの輪が広がっているんですね。
 
チームや選手はファンサービスというと「子ども」を中心に考えます。それはね、次世代を背負ってくれるのだから、子どもをだまくらかしてファンにするのはとっても大事(笑) でも、何十年も静かに見守ってきているオールドファンも大事にしてほしいなぁ。サインボールなんか飛んでくると、子どものように喜んで取りに走るのだから。
 
さて、横浜ベイスターズは、本日“も”惨敗。いよいよAクラスは無理っ! という状態になってきました。これからが、ビョーキのファンの出番です。多くの病人たちが「そりゃ、勝ってはほしいけど、強くなって人気がでたりしないほうがいいんだよなぁ」なんて不埒なことを言っております。ヘンに強くなると、席が取りにくくなるし……。そう、98年の前後は朝から並ばなきゃ席が取れなかった……。38年ぶりの優勝から9年がたちました。あと29年待たなくちゃ。……きっと、生きて次の優勝を見ることはないだろう……(^_^;)



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2007/08/27  (月) 

中央フリーウェイ(-_-;)

昨日の火祭りで、クルマを遠いところに停めてしまったこともあり、なんだかんだと15キロ以上は歩いた計算。足が棒ってこういうこと?という状態になりました。最後はよろよろしながら帰途に着いたのですが、その影響か本日は1日ボーっとしてすごしておりました(-_-;)
 
疲れた理由のもう一つは大渋滞に巻き込まれたこと。やっとクルマにたどりついて、高速道路に乗り、河口湖線から中央道の本線に合流したとたんに大渋滞。えーっと思って交通情報を聞けば、中野トンネルを頭に30キロとか……。
 
近くに学校に通っている子どもがいないので、まったく失念していましたが、昨日は夏休み最後の日曜日で、家族連れレジャーのお帰り車の渋滞だったようです。東名も海老名から25キロとラジオが叫んでおりました。
 
お盆やゴールデンウィークは混んでるから家からでない、という鉄則で暮らしているのですが、こんなところでハマリ込むなんて! なにが中央フリーウェイじゃ〜! と罵声を上げてももう遅い……。河口湖ICのところで、ナビが「30キロ先、渋滞です」なんて勝手にしゃべっていたのを聞き流していたけど、コレでしたか……。
 
こういう激しい渋滞は途中で高速を捨てるかどうか、悩みますね。上野原で降りようか、降りまいか。こういうときは、きっと一般道路も混んでるだろうしなぁと思っていると、出口のところだけ不思議に流れるんですよね。で、まあ、いっかと出口を通過するとすぐまたストップ。家にたどり着いたのは午前様でした。8時に河口湖なら、普通でいえば10時前には家に着いてるところなのに……。何が中央フリーウェイだ〜〜〜(笑)



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2007/08/26  (日) 

冨士浅間神社「吉田の火祭り」

富士吉田市で行われる「吉田の火祭り」は、北口本宮冨士浅間神社と境内社諏訪神社の秋祭りであると同時に、富士山の夏山シーズンの終わりを告げるお祭でもあります。日本三奇祭の一つに数えられるそうですが、確かに夏の暑いさなかに火の粉を飛ばしながらゴウゴウと燃え盛る大松明は奇観といえるかもしれません。

 
夕暮れが迫る頃、メインストリートの歩道脇には一山の土が盛られていきます。そして車両通行止めになる16時30分、土は道路の中央へ運ばれ大松明を支える土台に変身。そばには大松明がゴロリと寝そべって立たせてもらうのを待ちわびているようです。
 

その近くには高く積み上げた薪の塔も次々出現します。これは大松明とは別に、ご近所の方が自分の家の薪を積み上げるようです。互いに交差させた、かなり背の高い薪の塔があちこちに。この高さを密かに競っているのでしょうか?

  
その頃、北口本宮冨士浅間神社ではお神輿が出発の準備。勇壮な宮出しを見ようと多くの人が集まってきています。お社の横には、富士山への登山口があり、昔はみんなバスなんか乗らないで、ここから一歩一歩頂上を目指したのでしょう。鳥居に掲げられているのも、ずばり「富士山」でした。

  
大松明に点火される少し前に、いわゆる普通の神輿と富士山をかたどった真っ赤な神輿が街へ繰り出してきます。その前にすべてミニチュアのような子ども神輿もちゃんと2台セットで練り歩いてきました。ホンモノの富士山の神輿は1トンもあるそうで、大勢で担いでいてもかなり重そうです。
  

太鼓とご神木の前触れで、神輿がメインストリートを練り歩いた直後、大松明が次々と立ち上げられ、提灯を持った若衆たちによって点火されていきました。高さ約3メートル、合計で79本が1列に並べられて夜空を焦がさんばかりに燃え盛ります。この行列、2キロぐらいは続いているので一望にはできませんが、真ん中あたりで左右を見渡せば、ずっと夜空に映える火炎の列が見えてかなり迫力があります。
  

近くによると火の粉は飛んでくるは、熱いは、それはそれで大変なものです(^_^;) 大松明の列の両脇にあっという間にたくさんの屋台、露店が出現しました。見物客はカキ氷などを買い求めて、熱い火と冷たい氷のコントラストを楽しみながらそぞろ歩いているようでした。
縁日ガイド」にも写真をアップしてあります。



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納涼会?
普門寺(甲斐霊場第6番)