ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/05/11  (金) 

土方さんの命日

今日は土方歳三の祥月命日です。1869(明治)2年5月11日没。これは旧暦で、いまのカレンダーでは6月20日になるようです。享年35歳といいますが、これも満年齢に直すと34歳と3週間ぐらいですかね。若いよね。そして、いまの34歳に比べたら、なんて「おとな」なんだろうと思っちゃう。

 

去年と一昨年は、この時期に函館にお墓参り?に行っていたのですが、今年は行かれませんでした。って、単に交流戦で札幌ドームに行って、行きや帰りに函館の朝市に海鮮丼を食べに行ってただけだよん(笑)

 

土方歳三のお墓というが供養碑のようなものは、あっちこっちにあって、お墓参りもなかなか大変です。函館では「最後の地」の碑、碧血碑、称名寺、そしてここに埋められたのではないかと思われる五稜郭と4ヵ所は走り回らなければなりません。
 何度か移転したらしいけど


状況からみて、五稜郭に葬られた可能性が高いと私は思うのだけれど、いずれもお骨はないんですよね。そういえば、五稜郭の回収のときに高級将校らしき人のお骨が発見されて、土方歳三ではないかといわれたという話があるけど、そのお骨ってどうなっちゃったんだろう? いまならDNA鑑定か何かでけっこういろいろなことがわかりそうなんだけど。

 

歳三碑といえば、会津の近藤勇碑の横にもありますね。ここは数年前にお参りしました。鶴ヶ城が落城した日に行われる?会津藩公行列を見に行ったのでした。そして、石田寺にも墓碑があります。お墓参りは最低6ヵ所? 一応、全部、行きました(^_^;)
 いろいろな装束が見られて楽しい藩公行列

 

なんか、流山以降の土方歳三っていう人にすごく興味があるんですよ。京都時代はまあ、頭もよくて腕っ節も強くかっこいいお侍さんだけど、時の権力者の最強警察部隊のリーダーのひとりっていうだけですよね。

 

でも、流山以降って、局地戦では絶対負けない戦いをしてるけど、全体としては負け戦が見えていたはずだし、それをわからない人じゃない。本人は畳の上で死ぬ気はさらさらなかったでしょう。その中で、何を考えながら日々を戦っていたのかなぁ。ぜひ、会って聞いてみたいです<無理だろ〜よ〜(-_-;)



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2007/05/10  (木) 

ボケ防止

ボケ防止のためには、声を出して本を読めばいいという話を聞いたことがありますよね。毎日新聞かなにかで、「これを声に出して読みましょう」読み物か何かが連載されていたような。なんたらの脳トレゲームソフトを買うお金がないので、日々、声を出して本を読んでいます。

 

どうせ、声を出して本を読むのなら、それが何かの役に立てば一石二鳥ってわけで、音訳(目の見えない人のために本などを声に出して読むサービス)をやっています。

 

動機が不純の人には当然の報いですが、これがけっこう大変でねぇ。正しく読んでいるつもりなのに、けっこう思い込みで読んでいたりすることがたくさんあることに気づかされます。「○○は」って書いてあるのに、「○○が」って、平気で読んでいて、聞きなおしてもチェック漏れがいっぱい。校正の人から戻ってくるスコアが分厚くて、暗然としたりします。

 

間違って読み方を覚えている漢字もあったりして、辞書ひけよ〜!と自分に突っ込む日々であります。とくに時代小説なんかはむずかしゅーござる。途中でかんじゃって、かんじゃって全然、先にすすまなかったりして(-_-;)

 

あとで聞きなおすと、遠くに救急車の音が入っていたり、犬の遠吠えが入っていたり、カラスがないていたり……、録音する時間帯もなかなか難しいものです。

 

これで、果たしてボケ防止に役立っているのでしょうか。いや、目的はそれじゃない……。

 ボケたくはないが……。

 



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2007/05/09  (水) 

縁起物の寿命

縁起物が壊れてしまったのだけど、どうすればよいか? という相談を受けました。失くしてしまったんだけど、悪いことが起こらなければよいが、とか。こういうのって、とくに信心深い人でなくても、あまりよい気持ちのするものではないかもしれませんね。

 

でも、お守りや縁起物が失せたり壊れたりしたときは、それは役目を果たしたときだと考えます。もしかしたら、大きな災難を持ち主に代わって引き受けてくれたからではありませんか。そう、考えればずいぶん気分が楽になりますよね。

 

一般的にお守りや縁起物の有効期間(笑)は、1年といわれます。1年間お世話になったら、寺社にお返しして(そこで買ったお守りでなくてもいいんですよ)、清めていただき、新しいものに代えるということです。

 

でも、そういわれてるっていうだけで、そんなサイクルは気にしなくてもいいのでしょう。気に入っているものなら、一生、大事にもっていても、飾っておいても、別に神様は気にしませんよ(笑)

 

ただ、壊れたものやもう役目を終えたと思うお守りなどをゴミ収集車に預けるのはもう一つ気が引けるという話もよく聞きます。そういうものは寺社にお返ししましょう。人形供養とか針供養とか、お焚き上げで焼却する行事はけっこうありますが、それも同じ発想だと思います。



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2007/05/08  (火) 

神宮球場

今季はじめて明治神宮野球場(東京都新宿区)に行ってきました。普通は神宮球場といっていますけどね。改めて住所を調べて、新宿区だってはじめて知りました。渋谷区だと思ってた(^_^;)
 

そして、スワローズのホームだということはもちろん知っていたけれど、優先順位は六大学野球や東都大学野球、高校野球のほうが上なんだそうですね。所有者が明治神宮で、アマチュア野球を優先しているって、はじめて知りました。いまは祐ちゃんのおかげで、観客動員数も六大学のほうが多かったりして(^_^;)

 

確かにプロではデーゲームはほとんど行われないし、大学野球が延長戦になったりすると開門が大幅に遅れたりして、お客さんが入場してからもグランド整備に走り回っている人たちはよく見かけていましたけど。すごく駆け足が速いんですよ、この方たち(笑)。
神宮球場ができたのは1926(大正15)年だそうです。それから今日まで数々の改修工事も行われてきたようですが、今年もまたオフに大改修が行われるような話を聞きました。


  けっこう入場者数多かった

 

なんとなく暗いし、老朽化もしているのでしょうが、私は神宮球場が大好きでして。ブルペンも目の前にあるし、スタンドが低いのですぐそばで野球をやっているという感じがいいなぁ。なんだか上手に年をとってきた建物だなぁという気がします。ときどき排水溝からドブネズミが顔を出したり、集中豪雨のときはバックネット裏が冠水したりするのはご愛嬌です。

 

そういう意味では広島市民球場もいいですね。雨が降るとスタンドは水浸しになるけど、係員のおじさんがニコニコしながら「大丈夫か?」って、古新聞をいっぱいくれたりするとこ、好きです。甲子園は行ったことがないのだけれど(チケット、とれないし〜)、やっぱり風情がありそうですよね。

 

さて、試合は。私は7連の「打者かえる」を持って行ったので、7対6でベイスターズが勝つ予定でした(^_^;) しかし、5対7でスワローズが勝ちました。そっか、1塁側に座っちゃったからか(-_-;) 「打者かえる」は人ではなく、座る位置を選ぶようで(笑) これって、ある意味、ご利益あったんじゃない?

 すっかり「打者かえる」にされてしまった(^_^;)



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2007/05/07  (月) 

清澄庭園

いいお天気になりましたね。暑い、暑い! 世の中は平常どおりに戻ったのでしょうか? なんだか今日はリハビリ中って感じですよね。私も本日は引きこもりだったので、先日の深川の続きをひとつ。
 

深川江戸資料館の後で、清澄公園に行ってみました。入場料150円です。ここは、江戸の豪商として有名な紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と言われていますが、ここは真偽のほどは不明のようです。その後、いろいろな大名の下屋敷として使われていたとか。

 

明治のはじめに三菱財閥の創始者岩崎弥太郎が買い取って「深川親睦園」として造園工事が進められたそうです。全国から取り寄せた名石を配して、隅田川の水を引いた泉水が絶景をつくる現在の「回遊式林泉庭園」が完成しました。明治の造園を代表するものです。

 

芝生広場があり、桜の木が植えられていて、お花見スポットにもなっている開放公園は比較的最近、1977(昭和52)年の開園だそうです。といっても、もう30年もたっているんですね。

お天気もよく、そぞろ歩きには気持ちのいい日でしたが、まあ、その分、人もいっぱい。GWもかなりな人出だったのではないでしょうか。

 

すばらしい庭園だけど、その前に深川江戸資料館で見た、庶民の住む裏店をみると、四畳半か六畳ぐらいのところにふたりも三人も住んでいたわけでしょう? 江戸時代ってエコロジーとか、人情とか、いいところが注目を集めてるって感じだけど、けっこうな格差社会だったんだろうなと……。つまらないことを感じたりしてしまったり(笑)

 

整然とした美しい庭園の向こうに見えるのが高層ビルだったりするところも、なかなか風景のおもしろさを感じました。



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立夏
テキヤ物語